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朝の化粧.3-4日保たされる髪型は多かれ少なかれ毎日”手入れ”を必要とする;それ故日本の女性が朝の化粧で気を付けなければならない最初のことは乱れた髪に必要な仕上げをすることである.時々手の届かない部分を梳るために手伝いが呼ばれる.日本の婦人の結髪 ...
事故.普通の道では人力車は完全に安全である.しかし時々他の乗物と衝突してひっくり返り,不運な乗り手を道に投げ出してしまう.それは人がぶつぶつ言わずに従わなければならない不運の一つである.事故は災難から同様に損害を受けるクーリー(車夫)の制御が ...
祈祷中の神道の聖職者(神官).神道の典礼と儀式は仏教のそれと全く同じ点がない.神官は祈りを捧げるとき,くっついた白い紙で作った切り込みのある細片のついた細い棒を幾つも手に持っている.その棒は悪魔を追い払うために振っているように見える.偶像も ...
”さよなら”<さようなら>.日本人は最後の段階まで礼儀正しい.挨拶すなわちさよならと述べるとき彼らはたいてい頭を畳にとどくまで下げる.しかし道では単に手を膝にのせて低くおじぎをする.特に女子のための公立学校の教育課程の中に作法の授業があるほどの ...
茶屋の裏庭.いわゆる茶屋すなわち茶の家,より正確には料理店は東京には国の他の地方より多くとてもたくさんある.宴会あるいは親睦会のために,それは広い建物,すばらしい庭園その他の魅力的な特徴で多くの便宜を提供する.それぞれの客のグループが別々の部屋を ...
”潮干”<干いた底(干潟)での漁>.東京におけるこの人気のある娯楽の時期は3月3日<旧暦>から始まりおよそ1週間続く.干潮は普段より長く続き,浜辺は干潟にとても豊富に見いだされる貝やそのほかの小さな魚を拾い集めている楽しみを求める人たちのグループ ...
”按摩”<マッサージ師>.聾者と盲人の学校(盲唖院?)の最近の設立が彼らにより広い分野の仕事を開拓するまで,これは盲人の唯一の仕事であった.按摩はただ体や手足の表面をこすることで手足の凝りによる苦しみや体のあちこちの痛みに対して有効な治療をすると ...
”裃”<昔の式服>.昔の侍が特別のときに着た衣服は,挿絵に描かれているように,スカート(袴)とおもな衣服の上に着る上衣からなっている.両刀は約30年前にその携帯が禁じられるまで彼のなくてはならない付属品であった.しかし現今では裃は骨董品になって ...