関連画像(同一掲載書の他の画像)
全42枚のうち33-40枚を表示 (全6ページ)
旦那様,酒を温めましょうか.-それはありがたいが,と彼は答えた,自分でできる(中垣玄蔵兄芝多の家を訪ふ)
本の一冊を彼の方にさし出しながら彼女は叫んだ:大石殿,私たちはこれよりよいものを期待していました
彼は筆をとり,刀に寄りかかって体を前にかがめて書いた(あれはみな同し心と丁の連.春貫)
家に入ると彼はあわただしく自分の娘を婦人に手渡した(小児を頼み置て忠勇死地に走入る)
屋敷中混乱の場となった(武士の道一筋や夜の雪.三雲)
市助,この大騒ぎの真実を知っているか(伊左衛門義士の夜討を聞て玄蔵が音信を待)
これを,私の最後の贈り物を兄上に差し上げてくれ(玄蔵厮者市助に逢ふて忠志を告る)