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食事中のアイヌ人.アイヌ人は民族学者たちに日本の原住民とみなされている.彼らは濃いあごひげと小さな身長と温和な性質という特徴があり,彼らの外観ははっきり識別できる特徴となっている.彼らの生活様式の中で文明はまだほとんど高くない.政府は彼らを高める ...

”茶の湯”の儀式(茶会).日本の多くの風変わりでおもしろい習慣の中に,茶の湯の儀式,すなわち儀式的な茶の会がある,そこには比較的ほんの少しの専門家しかいない.床に1フィート以上の小さな火の場所(炉)を持つ20フィート角の小部屋,釜,竹の杓,茶筅 ...

仲間のためのお茶.中央の小さい少女は火鉢の火で手を暖めている姿勢をとっている,一方左側の若い婦人は完全な茶器の一揃いを前に置いて仲間のためにお茶を注いでいる.日本人はお茶を入れるのに細心の注意を払う.まず湯を沸かし,それからそれを最初の熱がとれる ...

食事中の家族.食事のとき日本人は各自1つの1.5フィート角の小さな漆塗りの台を使い,ナイフとフォークのかわりに木か象牙か金属でできた箸を使う.すべての食物は台の上か近くの畳に置かれた鉢か皿に入れて供される.給仕女が物を次々渡すための盆を持って ...

踊り

楽団.鼓は,ヨーロッパやアメリカで見いだされることのない種類で,日本の楽器の中で形と音色において目立って風変わりでおもしろい.それは太鼓の一種で奏者は写真で見られるようにそれを肩にのせて右手の掌と指でたたく.普通の耳にはあまりに古典的に,いや ...

仕事中の大工.日本の大工は腕のいい職人で指の使い方に驚くべき技能を発揮する.彼らの道具を扱うめちゃくちゃな流儀は門外漢にとって陽気な騒ぎの原因となる.仕事机は使われることはなくすべてのことが地面の上で行われる.部品の正確な挿入,釘跡のなさなどは ...

呉服店.日本の店はすべて表に開かれている;それで顧客は買物に来たときには畳の端に座る.カウンターの後ろに立っているかわりに,店員は顧客を待ち続けて小さな四角い火鉢<灰の火鉢>を前に置いて一日中畳に坐っている.写真は購入しようとしている女と算盤を ...

被写体 (原著扉)/((Title page))
注記
掲載書名 日本生活の図絵
編集者名 タカシマ ステタ ( 高島 捨太 )/(Takashima, Suteta)
年代 1896
請求番号 YP/16/Ta
図書ID 000043117
GID GL001002
PhotoCD no. 119027