(解説なし,七宝の額,富士山)

(解説なし,七宝の額,富士山)

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透明七宝鉢.コロンブス万国博覧会(シカゴ)に出品.飛ぶ鳥と波の図案が銀鉢に透し彫りされており,波の隙間は青い宝石色のエナメルをかけてある.これは濤川の七宝作品の中で最も優れた出来栄えである

第3回内国勧業博覧会に出品した濤川氏の独創的な七宝法による17の歴代名画の屏風.巨勢公持弓取図.鳥羽覚猷獣戯図.藤原信実歌仙図.僧明兆楊柳観音像.僧周文暮烟帰鴉図.真能月夜投網図.土佐光信桂女.僧雪舟筆淡彩山水.狩野元信狡鼠喰果図

岩佐又平少年弄絃図.友禅処女図.久隅守景山水.土佐光起鶉図.尾形光琳百合水葵図.英一蝶桜花図.円山応挙牛図.谷文晃富士山図

七宝のめんどり<七宝作品の中で新しく独創的な最もすばらしい出来栄え>.皇居の”千種の間”に置くために特別に制作された

七宝のおんどり<七宝作品の中で新しく独創的な最もすばらしい出来栄え>.皇居の”千種の間”に置くために特別に制作された

”富士山”.この七宝額は日本の聖なる山富士山の雪を被った頂上を表している.この額は日本政府によってシカゴ万国博覧会に出品され,現在は帝国奈良博物館(?)所蔵

七宝花瓶.シカゴ万国博覧会出品.描かれた絵から印象を受ける大きな花瓶は高さ3フィート8インチ,制作に5年を要した.最初のものの一番上から2枚の芭蕉の葉が無造作に垂れ下り,下には蔦の葉の中にピンクの芥子と満開の紫陽花と優雅な百合が優美に陰影をつけられている

もう一方の花瓶.牡丹,桜,楓の花,青白い甘い香りのする藤,多色のアヤメの調和のとれた群々

被写体 (解説なし,七宝の額,富士山)
注記
掲載書名 緑綬褒章の賞状.シカゴ・コロンブス万国博覧会.1890年東京第3回内国勧業博覧会審査報告からの抜粋.日本の七宝
編集者名 ナミカワ ソウスケ ( 濤川 惣助 )/(Namikawa, Sosuke)
年代 [1896?]
請求番号 N/7353/Na
図書ID 000166462
GID GM019022
PhotoCD no. 174063