【番号】
上3桁が書誌番号を示す。雑誌の場合は雑誌番号、随筆の場合は随筆番号を指している。雑誌番号は『総覧』の目次順に付した。『総覧』に記載されていない継続前誌は、同一番号を付している。『総覧』以降に名称変更された継続後誌のうち、収集事例があったものについては新たに雑誌番号を付け加えた。随筆番号は『大成』の目次順に付した。
【呼称】
原則として、貼り付け事例からそのままの呼称を記入した(一部、用言を名詞化して呼称とした事例あり)。話者・執筆者で表記が異なる場合、一つに限定しがたい場合など必要に応じて複数書き込んだ。カード作成者による命名はしないことを原則とした。複数の事例をカテゴリー化して扱った場合には、例えば(俗信)というように( )を付した。原則として、旧仮名遣いは現代仮名遣いに、旧字は新字に改めた。難読文字についてはヨミを付した。
【出典】
[書名・誌名]に関しては、旧字を新字に改めた。随筆の場合は、随筆名と『大成』の収録巻号を記入した。[巻号/通巻]に関しては、巻号と通巻の表記を併用している場合はどちらか一方で統一した。ただし、年次を追って基準の変化しているものにおいてはその限りでない。[掲載頁]に関しては、復刻版が出版されている場合においても、できるだけ原本版の巻号・頁数を記入した。パンフレット形態で頁打ちのない場合は、表紙を1頁、裏表紙を最終頁として頁数を決定した。ただし、原本閲覧が困難な場合には、復刻版の頁数を採用している。[論文名]も旧字は新字に改めたが、[執筆者]は原則として字体はそのままにした。[発行年月日]は原則として奥付の情報を記入し、元号と西暦を併記した。原本が誤りとみなされる場合は、貼り付け事例欄などに注記した。[発行所]に関しても、原則として奥付情報を記入した。
【話者(引用文献)】
貼り付け事例に記されている怪異・妖怪現象を語った人物、または記載した書物を記入した。
【地域】
貼り付け事例に記述されているものを記入した。都道府県名については、記述のない場合でも判別可能な場合は記入した。
【要約】
貼り付け事例からピックアップした民俗語彙や特徴、行為、怪異・妖怪現象の本質などを、100字程度の文章形式にまとめたもの。なお、データには現在の観点からみて不適切と判断される表現も含まれているが、データの資料性を重視して、貼り付け事例に従って表記した。
【類似事例】
機械学習を使って、表示された事例と似た事例を検索する。
【貼り付け事例】
カードには、原文からの該当部分のコピーを貼り付けている。貼り付け事例画像は、著作権上、公開していないが、研究目的などの使用に限り、国際日本文化研究センター内部の端末から見ることが可能である。 |