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1. 龍,大蛇
南條郡 ■ 地域(区町村名) ■ 要約 庄屋の又平の家に不思議な男が通うので、娘のお琴を折檻して納屋に入れておいたが、一夜のうちにいなくなった。夜叉ヶ池の大蛇に嫁入りしたのである。ある年、大風の日に村が焼. . .
 
2. 龍,(龍巻)
村名) 紀北町 ■ 要約 弘化2年4月、庄屋の兼次郎が三浦坂を登っていた時に、俄に雲が起き、海上で龍が水を吸い上げるのを見た。それは一条の黒い気のようなもので、忽ち雲は治まり、日光が心地よく差してきたとい. . .
 
3.
要約 北条時頼入道が諸国行脚の途中、ある庄屋の家に止宿した時に病気になった。村人が心配して村近くの瀧に、入道が回復するなら生き返れと祈願して焼き鮎を投げ入れた。すると鮎は生き返り、それとともに入道も回復し. . .
 
4. 鬼,幽霊
い人がいるのではと考え、一軒一軒尋ねると庄屋の母親であることが分かった。その老婆は生前欲深く村人に恨まれていたため、成仏できないのだろうということになり、僧は供養の為にお寺を建てさせた。その後鬼や老婆の幽. . .
 
5. 金くづ,糞くづ,石亀
を言う金くづ(くづは石亀のこと)がいて、庄屋さんにこれを見せ、褒美に餅米をもらった。隣の悪い爺様がこれを真似したところ糞くづは何も言わなかったので、悪い爺様は庄屋さんにぶち廻されて泣いて帰った。 . . .
 
6. 都鳥
島に流れつくなどの不浄があると、この鳥が庄屋の家に飛んできて鳴くという。 . . .
 
7. 赤大婆
■ 地域(区町村名) ■ 要約 神浦の庄屋が西中島からの帰り道にミミズク谷まで来ると、赤大婆が目の前に現れて、「わしは、杉田一衛門だ。月の5日にはここを通るな」と言った。庄屋は恐ろしくなり、逃げ帰ったと. . .
 
8. 赤い手
■ 地域(区町村名) ■ 要約 三才山の庄屋の娘・おみつは働き者の美人で、ムラの若者と恋仲になり、芦ノ田の池の淵で逢瀬を重ねていた。松本の殿様がおみつを見初めて城へ召し上げようとしたが、おみつは断って若者. . .
 
9.
畳もある巨大な蟹がいて、田を荒らすので、庄屋の太郎左衛門が伝家の弓矢で退治した。その蟹を祀った祠のある森が蟹ヶ森。 . . .
 
10. 蛇,池の主
赤泊の池の主は夫婦の蛇だった。その池に庄屋が鴨撃ちに行ったとき、下男が小刀を池に落してしまった。小刀は蛇の側に落ちた。その夜庄屋の夢に蛇が出て「小刀を取ってくれ」と頼んだが、庄屋は取りに行かなかった。数. . .
 
11. 蛇体
郡名) ■ 地域(区町村名) ■ 要約 庄屋の娘が蛇体であることがばれたとき、彼女は穴へこもった。時折近くの岩の上に座っているのが見えた。この岩に上がるとこけて怪我するという。 . . .
 
12.
要約 八右衛門という村のために尽くした庄屋が死んだ。野辺送りの人が帰ってみると、家の戸口に、額に八の字のある蛇がいた。その蛇は八右衛門が作った銅堰の石垣におり、突いたりすると腹が痛くなるという。 . . .
 
13.
原町 ■ 要約 雄池の雄蛇が、隣りの村の庄屋の息子に化け、夜毎ある家の娘を訪れていた。それを不思議に思った娘の母はある夜、娘の着物の袖に針を立てたが、翌朝、雄池まで血の跡があった。 . . .
 
14.
■ 地域(区町村名) 大月町 ■ 要約 庄屋の娘が井戸に水汲みに来て、ヘキ(蛙)を呑もうとしていた蛇を見つけ、水をかけて蛙を逃がしてやった。蛇は恨みに思い、武士に化けて娘に通った。庄屋がどんなに用心しても. . .
 
15.
■ 地域(区町村名) 大正町 ■ 要約 庄屋の娘を蛇がかどわかした。蛇は娘を洞窟の奥に引っ張り込み、機を織らせた。 . . .
 
16.
宇和郡 ■ 地域(区町村名) ■ 要約 庄屋の奥さんが音なし奥という山で蛇になった。それから、主人が病んで庄屋は滅びた庄屋の田植えには必ず雨が降り、その日は庄屋に蛇が出ると言う。 . . .
 
17.
域(区町村名) 丹生川町 ■ 要約 ある庄屋の娘の元に若い男が通って来た。素性を明かさないので針に糸を付け男の着物に刺し、朝になってから糸を辿った。すると川の側で大蛇が苦しんでおり、死んだら家を守ると言っ. . .
 
18.
■ 地域(区町村名) 重信町 ■ 要約 庄屋の女中のところに、若者がいつも通っていた。奥さんが若者の裾に糸を縫い付け後を追うと、それは淵に住む蛇だった。女中は驚き嘆いたがすでに身篭っていた。女中は決心して. . .
 
19. 薬師の面
子供が面を拾って舞を舞っているのを八代の庄屋が見た。その夜、面が庄屋の枕神に立ったので、庄屋は面を山田寺へ持ち帰ったという。 . . .
 
20. 荒神,屋敷神
要約 備中北部の神郷町の8ヶ村を支配する庄屋の家の西に接する山裾には、欅造りの荒神祠がある。そこに祀られている荒神はもとは庄屋の屋敷神であったが、今では牛の加護を祈るものとなっている。 . . .
 
21. 荒神松,夢
・終了頁 234 ■ 話者(引用文献) 庄屋,田中六右衛門 ■ 地域(都道府県名) 大阪府 ■ 地域(市・郡名) 高槻市 ■ 地域(区町村名) ■ 要約 荒神松という松の生えた塚があり、その一帯を畑にしよ. . .
 
22. 竜,大蛇
国宇間郡竜の池の、昔竜が住んでいたという庄屋の屋敷の池で村人が踊りを行った。庄屋家族は奥に下がって寝ていると子供が泣いた。見ると大蛇に噛まれていた。それ以後庄屋をはじめ一族70人余りが死んだ。寛永15年7. . .
 
23. 竜が池,人柱,お竜
弁当を持ってきた女性を埋めることにした。庄屋の女のお竜が人柱になり、それから堤防が切れなくなった。それから竜が池という名がついた。下を通るときに「お竜」と呼ぶと、「おう」と答える声がすると言われていて、恐. . .
 
24. 祟り
弁天島と呼ばれる島の近くを舟で過ぎていた庄屋の兼次郎は、一條の水柱が立っているのを見て、島に近づいてみると何かの頭が見えたという。その三日後に弁天島に渡った親子の木こりが谷に落ちて死んだ。これは神の祟りと. . .
 
25. 石降り
吉備郡 ■ 地域(区町村名) ■ 要約 庄屋の嫁が背中へ痛みを感じてから、家の中へ石が降ったり、焚いた豆腐が落ちたりなどの不思議が起こった。主人が旨いものをと言うと牛蒡が降ったので、もっとうまいものをとい. . .
 
26. 石観音,光る玉
から夜に青い光が出るので村人は怖がった。庄屋の主人の夢に老人が出て、石を手厚く祀るようにと言った。すると石は大きくなっていき、現在では手のいぼに効用があると言う。 . . .
 
27.
■ 地域(区町村名) ■ 要約 北村、庄屋の美しい娘が越してきた若者に恋をした。内気な娘の恋は激しくなり、薪取りの途中若者が水を飲む鎮守の森では彼の牛に或いは松の木に金袋をかけた。庄屋は怒って若者一家を. . .
 
28. 白蛇
■ 地域(区町村名) 阿南町 ■ 要約 庄屋の家に娘が現れ、池にいた水神だが役目が終わったので移動すると挨拶をして姿を消した。川の音が高くなり、白蛇となって下っていったが、途中の渕で体が大きかったために通. . .
 
29. 病魔,役の行者
明の疫病が流行して、死者が続出したため、庄屋の小左衛門が、村の入り口に縁の役の行者の石造を立てて、病魔の侵入を防ぐことにし、一体を新井方面の入口の中栗の象鼻岩に、もう一体を長野県富倉方面の矢首尾に安置した. . .
 
30.
った。医師がこれは蝮が効くと言うとそこへ庄屋が蝮を持って現れた。しかしふたりは偽者だった。僧正による祈祷を行ったが行は破れ猿を射った人は死んだ。 . . .
 
31.
約 夜に掘り割りを通ると、上を狼が飛ぶ。庄屋はどうしても夜通らなくてはいけなくなったので、傘に刀を差して渡った。通る時、何か刀が引っ張られたが、そのまま通り過ぎた。翌日見たら、狼が腹を切り裂かれて死んでい. . .
 
32.
った。よそ者はその狼を刀で切った。村では庄屋の五郎太婆が死んでいた。 . . .
 
33.
地域(区町村名) 南伊豆町 ■ 要約 庄屋の家に韮山様という殿様が来た。飯の時に人を寄り付けない。正体は狸であった。 . . .
 
34.
柳澤 ■ 要約 ある夜五人組のひとりに庄屋から御用箱を洲本まで持って行くようにと届けられた。箱を背負って出掛け、夜が明けてからよく見ると死人を埋めた上に建てるシシクの堂だった。庄屋にただすと何も知らず、. . .
 
35.
地域(区町村名) 東伊豆町 ■ 要約 庄屋の家に無庵と名乗る旅の僧が来た。犬が嫌いで、入浴の時にあたりを水浸しにし、汁と飯を一緒に食べた。村はずれで犬に食い殺されたら、狸の正体を現した。その僧の書いた「. . .
 
36.
■ 地域(区町村名) 宮川 ■ 要約 庄屋の下のちという家に僧が来た。丸子で一物の犬(1匹しか子を産まない犬)に食い殺されたとき、正体を現して狸になった。その僧の書いた掛軸が残っている。 . . .
 
37.
狸だと思って切った。しかし切れなかった。庄屋の所で刀を変えてもらって切りつけると、7日7晩渕に血が流れた。狸の仕業であった。 . . .
 
38.
狢に食い殺された。狢は大和尚さんに化けて庄屋めぐりをした。ある庄屋の家で狢であることがばれ、殺されてしまった。その庄屋の家は死絶したそうである。 . . .
 
39. 狐持,狐,抽木彌九郎
名) ■ 要約 柚木弥九郎という百姓が、庄屋や蔵元の不正を上書した。調べに来た役人の1人は狐持で狐を使って弥九郎に口をきかせず炮烙の刑に陥れた。各戸に燃料の割木が課せられたが、N家のみは思い応じなかった。. . .
 
40. 狐の提灯
郡 ■ 地域(区町村名) ■ 要約 村の庄屋が夜、山道で「おまん狐」に化かされて道に迷ってしまった。腰をおろして煙草を一服していると、向うに提灯が見える。近づいてみると自家の定紋入りだ。その提灯に従って歩. . .
 
41.
石城郡 ■ 地域(区町村名) ■ 要約 庄屋の名代として陣屋の宴席に行った帰り道、庄屋宅に立ち寄って挨拶の上、土産物を差し出した。さて帰ろうと思いあたりを見回すと、家の中なのに空に星が見えている。気が付く. . .
 
42.
狐という狐がいた。この狐が人につくので、庄屋が領主に頼み、出石藩の武士が追い払った。しばらくしてから村の者が小野原の川原でやせ衰えた狐を見た。丸山狐のなれの果てだと噂された。 . . .
 
43.
埋めた鶏を掘り出し食べようとしたところ、庄屋の使いが来てその鶏を庄屋に進呈したいので鷺と取り替えてくれといった。それならばと取り替え食べたが、とても酸っぱかった。朝になり確認するとそれは疱瘡で死んだ赤子で. . .
 
44.
で休んで婚礼の料理を食べたが、この料理は庄屋の婚礼の料理だった。なぜかというと、消えた庄屋の料理の数と婚礼の行列の数が同じだからである。 . . .
 
45. 犬神
狩江村 ■ 要約 犬神持ちのC家は代々の庄屋で財産持ちでもある。犬神を憑けられた者は小豆飯を重箱に入れてC家の裏の藪に捨てるという。村内の縁組は難しく、敬遠されている。精神病の血統ではないが、2度ほど火事. . .
 
46. 清水畑
が、それまでに3軒の家が滅びた。1件は大庄屋までした家だったが、その息子が奈良へ遊び散財し滅びた。ある1軒はだんだん貧乏になって借金の利子も払えなくなった。今の持ち主も息子が狂気になったという。 . . .
 
47. 流行病,悪魔,鬼
に流行病がはやって大勢死人がでた。そこで庄屋は、これからは自分の家を悪魔の宿として貸すから流行病を村から追い出してくれと願をかけた。そうすると流行病は一段落したという。それから庄屋の家では節分のときに豆ま. . .
 
48. 洪水怪
要約 京都で24、5才位の美しい女が、庄屋の家中の者に、今日中にここを立退けと警告した。その夜、庄屋の家は洪水で崩れた。女はその地に長年住む大蛇で、異変を察知して住居を替えたともいわれている。 . . .
 
49. 河童
要約 河童は田に水を入れた見返りとして庄屋に娘を嫁にくれるよう要求するが、嫁入り道具の瓢箪が水に沈まず、娘は嫁に行かずにすむ。 . . .
 
50. 河童
町村名) ■ 要約 安芸の山県郡羽生村の庄屋である六右衛門の家に、森源左衛門という武士が来た。その者は生臭かった。曰く、近頃の洪水によって河に光物が流れ着いて、淵にとどまってしまったという。六右衛門は河童. . .
 
51. 河童
■ 地域(区町村名) ■ 要約 ある夏、庄屋の田に全く水が入らなくなった。庄屋が夢で「河童がおまえの娘を欲しがっている」と言われた。庄屋は悩んだが、このことを娘に話すと娘は承諾した。有間川に入った娘は河童. . .
 
52. 河童
寛政の頃に、森源右衛門という河童の大将が庄屋の家を訪ねてきた。 . . .
 
53.
(区町村名) 久万高原町 ■ 要約 昔、庄屋の家を建てるために、村人が山の大木を切ろうとしたが、一日で切りきれなかった。そして、翌日、その木は無傷だった。かろうじて切り終わったら、今度は重くて動かせなかっ. . .
 
54. 戸たてずの庄屋,敷居
戸たてずの庄屋,敷居 ■ 番号 1070655 ■ 呼称(ヨミ) トタテズノショウヤ,シキイ ■ 呼称(漢字) 戸たてずの庄屋,敷居 ■ 執筆者 中央大学民俗研究会 ■ 論文名 愛媛県南宇和郡城辺町 . . .
 
55. 憑きもの
家のことをヨツという。このような家には、庄屋や神官もあり上流階級に属するものも少なくない。また、尊敬される人もいる。しかし、村人は婚姻関係を結ばない。このような家々は新来者が多いのではないかという。 . . .
 
56. 幽鬼,(幽霊船)
牟婁郡 ■ 地域(区町村名) ■ 要約 庄屋の兼次郎がある小雨が降っている夜に、船に載っていた時のこと。とある童子が驚いて、漂流船が見え、白帆船がこの船に衝突してくると言った。しかし兼次郎の目には何も見え. . .
 
57. 屋敷神,玉菊大明神,道通様,蛇
■ 要約 英田町福本の公民館の敷地は元々庄屋の屋敷であったが、隅の方に屋敷神の小祠が残っている。中には玉菊大明神と書かれた木札が収めてあるのだが、村ではこれを道通様と呼んでいる。このツカイシメは蛇であると. . .
 
58. 屋敷神,山王様,白い蛇
域(区町村名) 秦 ■ 要約 総社市秦の庄屋の家では、屋敷神として山王様を祀っていた。これは、昔、白い蛇を殺してしまったところ、当家の老婆の目が見えなくなってしまったために祀り始めたのだという。 . . .
 
59. 小児,雷神
郡名) ■ 地域(区町村名) ■ 要約 庄屋が山に入って猟をした時、水溜りの端に7、8歳の小児が5、6人おり、庄屋を見てリュウノヒゲの中に隠れた。狙い撃ったが当たらず、家に帰ると女房に物が憑いて狂い死んだ. . .
 
60. 安芸国の武士の墓
の霊魂が眠っている」と言った。校地は元は庄屋の隠居屋敷だったが、三代不幸が続いて絶家したという。校地の隅に墓石を建て、学校の守護神にしたという。 . . .
 
61. 子育て幽霊
半利 ■ 要約 昔お由里さんという女性が庄屋に縁付き、子供が生まれたが、肺病にかかり、実家に帰されて死んだ。その後、夜中に庄屋の門を叩く者がおり、子供を呼ぶ声がし、その声がすると庄屋の赤ん坊は目を覚まし、. . .
 
62. 子供の好きな地蔵
谷の観音堂に子供の好きな地蔵がいた。村の庄屋が地蔵で遊ぶ子供を叱責したところ、地蔵は庄屋に祟り、庄屋は病気になった。 . . .
 
63. 妙見様
で、沖が見えない少し下の谷間に移動して、庄屋の二神氏のまつり神と合祀した。霊験あらたかだが、女人禁制である。妙見様は犬とキジが大嫌いなので、二神には今でもそれがいないという。 . . .
 
64. 妖怪,人身御供,山猿
を差し出さなければならなかった。ある年、庄屋の源兵衛の家に白旗が立ち、娘を差し出すことになったが、源兵衛は領主に訴えた。領主は弓の名手である高倉将監をつかわした。高倉将監が妖怪を射止めたら、その正体は年を. . .
 
65. 女中
大分市 ■ 地域(区町村名) ■ 要約 庄屋の女中が膾を盛った皿を割ってしまい、責任を感じて井戸に身を投げた。以後、同日の夜に膾を作ると血がにじむのでこの日には作らないという。 . . .
 
66. 天狗
た。以来当家には盗賊が入らず、「戸たてず庄屋」と呼ばれるようになった。 . . .
 
67. 大鯉,(淵の主)
) ■ 要約 祐福寺下にある淵の主は、元庄屋をしていた家に、姿を変えて手伝いをしにきていた。タカキビ団子は嫌いだから食べさせないでくれと言っていたが、誤って食べさせてしまった。それから来なくなったが、淵に. . .
 
68. 大蛇,雨乞い
和島市 ■ 地域(区町村名) ■ 要約 庄屋に一人娘があった。娘は蛇と通じ、大蛇のひいた白糸についていって瀧壺に入ってしまった。娘の親が娘を捜して瀧に入ると瀧の下には青畳が敷いてあり、娘と大蛇がいた。娘は. . .
 
69. 大蛇,蛙のだんぶくろ
(区町村名) ■ 要約 昔、旱魃のときに庄屋が「田に水をいっぱい入れてくれたら娘を嫁にやる」と言うと、若者がやってきて、水を入れた。末娘が嫁に行くことになったが、男の正体は蛇で、娘はこれを退治し、蛙から蛙. . .
 
70. 大蛇,蛙
■ 要約 蛇にかまれようとしていた蛙を、庄屋は娘をやるといって助けた。蛇は娘を貰いに毎日やって来て、貰えないと村を大水で流すと言ってきた。庄屋は仕方なく娘を大蛇に嫁がせることにした。嫁入りのために池に行っ. . .
 
71. 大蛇,狐
■ 地域(区町村名) 八条 ■ 要約 庄屋の乳母が子狐を哀れがり、庄屋の子と乳兄弟として育てた。その子が成人したとき、嫁取り橋の大蛇を退治するように藩主の命を受けた。狐は今こそ恩を返すときと、直視の大行. . .
 
72. 大蛇
約 正徳6年閏2月9日、甲州八代郡園村の庄屋半右衛門女房28歳がにわかに、長さ9尺4寸の大蛇となった。領主や公儀による検分に及んだ。 . . .
 
73. 大蛇
地域(区町村名) 東津野村 ■ 要約 庄屋が嫁に行った娘を取り返すために、婿を殺そうとした。庄屋は婿を大蛇がいる蛇ヶ淵に誘い出し、大蛇に殺させようとした。婿は八幡大菩薩という弾で大蛇を撃ち殺した。大蛇は. . .
 
74. 大蛇
町村名) 東洋町 ■ 要約 毎晩淵に行く庄屋の娘がいた。そこにすむ大蛇が青年に姿を変えて娘に会っていた。庄屋が針を刺した藁人形を淵の中に入れると、大蛇はそれを飲み込んで死んだ。 . . .
 
75. 大きなおばけ
■ 地域(区町村名) 大川町 ■ 要約 庄屋の有馬衛門三郎が夜に村内を見回っていると、山道で大きな化物と出会った。腰の刀に手をかけると鍔の鶏の彫り物が鳴いたので、お化けは朝が来たのかと思って退散した。 . . .
 
76. 夜泣き石
坂の上の法寿院墓地にある夜泣き石は、ある庄屋の庭へ据えられたが、夜な夜な鳴き声がするのでもとの場所へ返されたと言われている。この石は向かいの山の部落から見ると、きらきら光り輝くように見えたという。 . . .
 
77. 地蔵菩薩,青面金剛
世で失ったが、その後北宇和群広見町深田の庄屋河野勘兵衛通行が松が鼻で石を枕に寝ていると夢地蔵菩薩が現れ、掘り出して供養すれば婦人のお産を安泰にする、と告げたので掘り出して祀った。これが現在の子安地蔵である. . .
 
78. 地蔵
理をめぐって境界争いになり、当時の船越の庄屋が切腹して言い分を通した。その庄屋を祀るために地蔵が、立てた家で不幸が続くので占うと、地蔵が波切村のほうを向いているのを嫌がっているとわかり、向きを反対にした。. . .
 
79. 喜兵衛庄屋の祟り
喜兵衛庄屋の祟り ■ 番号 1460475 ■ 呼称(ヨミ) キヘエショウヤノタタリ ■ 呼称(漢字) 喜兵衛庄屋の祟り ■ 執筆者 東洋大学民俗研究会 ■ 論文名 九 口承文芸 ■ 書名・誌名 旧静. . .
 
80. 喜兵衛庄屋の祟り
喜兵衛庄屋の祟り ■ 番号 1460474 ■ 呼称(ヨミ) キヘエショウヤノタタリ ■ 呼称(漢字) 喜兵衛庄屋の祟り ■ 執筆者 東洋大学民俗研究会 ■ 論文名 九 口承文芸 ■ 書名・誌名 旧静. . .
 
81. 古井戸
地域(区町村名) 砥部町 ■ 要約 昔庄屋の庭にあった古井戸で、女中が入水自殺をした。数年前まで古井戸はあったが、田にするために潰した。古井戸の付近は、何度石積みをしてもすぐに崩れるという。 . . .
 
82. 又五郎の幽霊
前2時か3時)に帰ると、死んだ鈴木又五郎庄屋が草鞋履きで刀を差して大きな被り物で、ゴッソ、ゴッソと音を立てて通ったので、真宮様のお墓に入るまで伏せて拝んでいた。 . . .
 
83. 化け石
地域(区町村名) ■ 要約 昔、下生居の庄屋、権左衛門が夜道を歩いていると、石が化けて出た。化け石は大勢の子供がいて、食べ物がなくて困っていると訴えた。権左衛門は家に帰って1俵分の飯を炊き、握り飯にして化. . .
 
84. 六部,猿
要約 狒々に人身御供にされそうになった庄屋の娘を六部が助ける。再び旅に出た六部が狒々の毒により倒れていると、爺さんと婆さんが助けてくれ、地蔵さんにこもるように言われる。その家の息子が戻って爺さんと婆さん. . .
 
85. 六十六部
野町 ■ 要約 ある年の暮れに、川の渕で庄屋が、前の晩に泊めた六十六部を殺して秘蔵の宝物である金の鶏と蚊帳を奪った。血まみれになった六部の足は川へと滑り込んだ。その頃庄屋の家で下男が餅をついていると天井か. . .
 
86. 入らずの間
域(区町村名) ■ 要約 日向谷には、昔庄屋が殺され、殺した人が捕らえられて死刑になり祀られた「入らずの間」があり、そこでは女は絶対に寝ない。その部屋の床の間にはセイショコサマが祀ってある。 . . .
 
87. 入らずの間
在も壊していない。また、増田にもあり、旧庄屋らしい大きな家であったが、廃屋となってどの部屋か不明であった。 . . .
 
88. 人柱,(娘の泣き声)
とになっていたが、小豆がなかったので娘は庄屋の家から小豆を盗んだ。翌日それが見つかったので、橋の安全のために生き埋めになった。以来、そこからは娘の泣き声が聞こえるという。 . . .
 
89. 五郎さま,祟り,白蛇
■ 地域(区町村名) ■ 要約 かつて庄屋の屋敷跡の榎の大木の洞には、先祖の身代わりに戦死した佐伯五郎の化身の白蛇が住んでいた。五郎さまはお供え物をして祈ると霊験があるが、いたずらをすると祟り、怪我をし. . .
 
90. 乙姫
してくれるように頼みに来た。それを知った庄屋は乙姫を自分のものにしようとして、夫に幾つかの難題を出すが、毎回乙姫がそれをといてくれて、やがて庄屋が死に、炭売りは新しい庄屋となったという。 . . .
 
91. 三海上人,雷神
された。当初はその道筋の幅が広かったが、庄屋が年々侵していった。下総国の本栗橋にある行念寺の開山・三海上人がこの話を聞いて、もしも土地を元に戻さないと雷の祟りに遭うと言ったが、庄屋は話を聞かなかった。そこ. . .
 
92. 七不思議
が生えたという筆草、尻なし貝、戸たてずの庄屋。 . . .
 
93. メクラヘビ
地域(区町村名) 砥部町 ■ 要約 昔、庄屋をしている芳賀家に勇敢な女性がいて、関が原に参加して帰ってきたが、家の恥だと殺されてしまった。以来、猿谷にメクラヘビという盲目の蛇が出没したので、神に祭った。こ. . .
 
94. ヌレオナゴ
■ 要約 越の尻の山沿いの道で、長洲村の庄屋佐藤家へ行く飛脚がヌレオナゴに出合った。赤ん坊を抱かされたがその赤ん坊が石に変じ、捨てて逃げた為に追いかけられた。ヌレオナゴの髪は釣針のようになっており、飛脚が. . .
 
95. デコ人形
ら双子山のふもとで赤子の泣き声が聞こえ、庄屋が確かめに行くとデコ人形があった。 . . .
 
96. デコ人形
地域(区町村名) 東植田町 ■ 要約 大庄屋久保家の祖先は阿波のデコ人形使いであった。ある時、古ぼけたデコ人形を見つけたので双子山の端へ投げ捨てた。しばらくして双子山の麓の城池から赤子の鳴き声が聞こえるよ. . .
 
97. ガワラ,カワタロウ,カッパ
■ 地域(区町村名) 土居町 ■ 要約 庄屋は飼っていた馬を入野ノ原に杭で繋いでいたのだが、それをガワラが川へ引っ張り込もうとした。ガワラとはカワタロウ・カッパのことである。目撃した百姓はガワラを打ち殺し. . .
 
98. オイヌさま
■ 地域(区町村名) 檜原村 ■ 要約 庄屋の娘が菩提寺で美しいお坊さんと恋仲になったが、人の噂になり、お坊さんは別の寺に送られた。娘がけわしい山、峠を越えてお坊さんに会いに行こうとしていると、狼、つまり. . .
 
99. エンコウ,カワタロウ,ガワラ
ラ塚のガワラとはカワタラウの略語という。庄屋の馬が草を食んでいると、ガワラが現れ淵に引き込んだ。驚いた馬は庄屋に駆け帰り、綱に絡まったガワラも引きづられて来て、村人に打ち殺された。その骸を埋めたのがガワラ. . .
 
100. エンコ
町村名) 野村町 ■ 要約 昔、エンコが庄屋の馬を水の中に引き込もうとしたら、馬が跳ねて、エンコを庄屋までひっぱり出して戻ったという。 . . .
 
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