国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

テング
1992年 富山県
館山には立山縛乗坊という天狗が棲んでいる。立山信仰の伝承には「参詣人の不敬、慢心の者には天狗が怒り、石を投げる」とある。

類似事例(機械学習検索)

テングノコロビイシ
1956年 茨城県
土嶽では、麓をサカナツケの馬が通ると天狗が石を転がし落とす。馬が跳ね飛ばされて気に引っかかった事もあるという。また、穢れた人や馬に乗って通る人がいると、すれ違いざまに放り投げられる。
類似事例

テング
1980年 和歌山県
立岩にさし歯の下駄をはいていくと、天狗が道のはたに出て来て人を通さないという。
類似事例

テング
1983年 愛媛県
天狗は深山に住み、山で修行をした仙人のようなものである。悪い人間が深山に入ると投げ飛ばされる。不浄を嫌い、汚れのある人間を転ばせる。
類似事例

テング
1985年 愛媛県
深山に住む天狗は仙人のようなものであり、悪い性質を持った人間が深山に入ってくると投げ飛ばしてしまうという。また不浄をきらい、汚れのある人間を転ばせる。
類似事例

テング
1980年
山の奥にある神社や寺院は、天狗が守護しているので、斎戒していない不浄の人間が参詣すると、必ず天狗に捕らえられ、五体を裂かれて木の枝に掛けられてしまうという。
類似事例

テング
1952年 岡山県
星山の頂上にはグヒン(天狗)が祀ってあり、生臭物を食べたり、不浄のものが近づくと投げ落とされるという。
類似事例

テング,ヤマノカミ
1984年 愛知県
天狗(山の神の説も)が、大きな岩の上に立って山の講の日に山へ入った樵を睨みながらその名を呼ぶ。それ以来、山の講の日には山へ入らないようになった。
類似事例

テングノコロビイシ
1956年 茨城県
土嶽、立割山、三鈷室山などでは、雨や曇りの日になると「ゴロゴロ」と天狗が石を転がす音がする。
類似事例

テング
1983年 愛媛県
盗っ人石と呼ばれる石がある。石鎚山で賽銭を盗んだ男が天狗につかまって空高く投げられ、ここに落ちて石になった。
類似事例

テング
1919年 京都府
熊野の天狗は那智の瀧で荒行をし、羽黒山の天狗は羽黒の瀧で業をするという。南禅寺と永観堂が駒ヶ瀧を争ったが南禅寺が勝った。そのため永観堂の僧が憤って瀧に参篭持念して天狗になったという伝説がある。
類似事例

ワライゴエ,テング
1951年 埼玉県
岩山に天狗が棲んでいてそこを通ると岩の上から大声で呼んだり、ゲラゲラ笑ったり、手拍子を打ったりする。天狗に悪戯される人は特定の人で、その人だけにしか天狗の声は聞こえない。
類似事例

グヒン,テング
1915年 岐阜県
狗賓を天狗様とも言う。深山に住み、夜は火の玉を灯して人を驚かす。天狗様の宿所と言われる大杉が何本かある。夜中に山道を歩いている時、笑う声がするときは天狗様が機嫌が良い印である。機嫌が悪い時は山の上から小石や砂を落とす。このようなときに山道を歩くと災難に遭う。
類似事例

タロウボウ,ジロウボウ,ソウジョウボウ
1980年
愛宕山の太郎坊や比叡山の次郎坊、また鞍馬山の僧正坊などは、僧侶であった前世に慢心が深かったのでみな天狗になったという。
類似事例

テング,ハネヤスミキ
1956年 岡山県
天狗が飛来する山は不浄を忌む。彦四郎という男が山に飛んでいって以降、園山に入ることは禁止された。また天狗の羽休み木の近くに牛馬や女が近づくことを忌む。
類似事例

テング
1956年 茨城県
土嶽には天狗を祀ってあるという。昔は天狗が大きな一本足の高下駄を履き、時々参道を降りてきたと言う。
類似事例

テング
1919年 和歌山県
天狗がいろいろな祟りをするので、花山法王が安部晴明に命じて天狗をまつらせた。晴明は天狗を狩籠の洞窟に封じてしまったので、今も那智の行者が修行を懈怠したときは天狗が悩ますという。
類似事例

テング
1932年 長野県
北佐久郡天狗岩の由来。大勢の天狗がこの岩の上に集まって、立科明神の命令によって世の中の善悪をわきただすところであると信じられている。
類似事例

コンコウボウ,テング,グヒンサン
1931年 香川県
金毘羅さんにはこんこう坊という天狗(ぐひんさん)が住んでいる。親不孝な子供や悪いことをする者は、さらっていって八つ裂きにして木の股にかけておく。
類似事例

テングアナ
1951年 和歌山県
紀伊国高野山の上湯川の天狗岳の天狗は穴に棲む。この天狗穴の入り口に生きた鰻をこすりつけると天狗が怒って雨を降らすので、雨乞いに用いている。
類似事例

テングイワ,テング
1938年 京都府
大昔、天狗岩と呼ばれる岩に天狗が座って棲息していた。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内