キツネ 1990年 長野県 酔っぱらった人がさんまをどっさりと買って帰ってきたが、家につくと一本もなくなっていた。皆きつねにやられてしまったのだという。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1974年 滋賀県 エナはさんまいや寝ている床の下や畑に埋める。エナの上を最初に通った物を怖がるという。
類似事例 |
|
キツネ 1981年 和歌山県 買い物の帰り、狐の足音がヒタヒタとしていたが気にせず歩いた。かえって袋の中を見ると買ったものがなくなっていた。
類似事例 |
|
エビスサマ 1979年 長野県 10月20日には、恵比寿様が稼いで帰ってくるので、あずきごはんと五色の菜を作り、さんまあるいはいわしを焼いてエビス様に供える。
類似事例 |
|
キツネ 1990年 秋田県 魚を買って帰る途中狐にすべてとられた。
類似事例 |
|
キツネ 1991年 石川県 山に連れて行かれて牡丹餅を食っていると木の葉。狐に騙されている。
類似事例 |
|
フクロサゲ 1937年 長野県 狸が高い木の上から白い袋を下げたりしていた。それを袋下げという。
類似事例 |
|
ケチヤマ,ケヤマ 1955年 静岡県 ケチ山(ケ山)を買うと災難があるといって、普通は買わない。
類似事例 |
|
キツネ 1993年 岩手県 堤池のほとりで木の葉を並べている人がいる。何しているのか聞くと、魚を売っているという。狐に化かされて魚をとられたのだろう。
類似事例 |
|
キツネ 1990年 福島県 大栗山の芝居にお菓子を売りに行く途中、近道を通って狐に化かされ、芝居を見せられてお菓子を全部取られた。渡されたお金は木の葉だった。
類似事例 |
|
コノハ 1956年 東京都 1月23日に山に入ったら、木の葉が化かしたという。
類似事例 |
|
キツネモチ 1992年 島根県 昔は、狐持ちの家が持っている山や、お寺さんの田畑を買うのはよくないと言われた。
類似事例 |
|
キツネ 1972年 千葉県 鼠坂は細い山道で、よく狐が化かして、通る人は買ってきたものをとられた。
類似事例 |
|
タヌキ,ボウズ 1978年 和歌山県 郵便屋が家へ帰る途中、坊主に化けた狸に相撲をとろうと言われて一番とってみると、郵便屋が勝って、喜んでいい気分で帰った。持っていた袋を開けてみると砂がたくさん入っていた。
類似事例 |
|
キツネ 1983年 富山県 昔、油揚げを買ってきて狐に化かされた人がいた。そういうときは自分がどこを歩いているか分からなくなり、山の中や川の中を歩いたりする。
類似事例 |
|
キツネ 1977年 福島県 ご祝儀に呼ばれたと言って、籠に石や木の葉を入れて帰ってきた人がいた。きつねの仕業。
類似事例 |
|
キツネ 1988年 茨城県 油揚げを買って歩いていたら、狐に飛びつかれて全部とられてしまったという。
類似事例 |
|
キツネ 1966年 埼玉県 ある人が狐に化かされた。魚を買った帰り道、村の方が真っ赤になっているので火事だと思い急いで走って帰ったが、着いてみると真っ暗で何事もない。気が付くと、買った魚はなくなっていた。
類似事例 |
|
キツネ 1979年 岐阜県 ある人が山から帰らず、迎えに行くと座っていた。連れがいたから山にいたのだと答えた。狐の仕業。
類似事例 |
|
(ウマレカワリ) 1973年 三重県 死者の質がいいときには、足の裏にその名前を書いてから葬る。かみやまという場所でそれをしたところ、その名前を足の裏に書かれた赤ん坊が桑名で生まれた。赤ん坊の足をその死者のさんまいの土で撫でると、名前は消えたという。
類似事例 |
|
キツネ 1973年 岩手県 ある人が魚を買いに行っての帰り、狐に化かされて買っていないと思わされ、また魚屋に戻ってしまった。
類似事例 |
|