シノヨチョウ 1992年 宮崎県 病人が夢に亡くなった血縁者や近親者を見ることは、死の予知である。
類似事例 |
|
シノヨソク,ユメミ 1944年 愛知県 身内の者が亡くなる時は、たとえどんなに遠いところにいても、夢見で知らせがあるとされている。
類似事例 |
|
タマシイ 1977年 青森県 死の直前に魂が近しい人や兄弟に会いに行く。「魂が来た」という。
類似事例 |
|
ハガカケタユメ 1977年 山形県 歯がかけた夢を見ると、親か子が死ぬ。
類似事例 |
|
ユメ 1956年 宮城県 子供が出来た夢を見ると死ぬなどという。
類似事例 |
|
ユメ,ムナサワギ 1933年 熊本県 一般に、死というものは予告があるものだと深く信じられている。家を離れて遠く、旅で暮らす者には、故郷における肉親の死は、何等かの形で予告される。急にその人に会いたくなるとか、夢にみるとか、胸騒ぎするとか、色々である。
類似事例 |
|
タマシイ 1949年 秋田県 魂は死の直前に故郷や生家、肉親などを訪ねる。樺太で死んだ兄は死の直前、夢現の中で「俺は故郷へ行って来た」と言ったそうだ。そのころ郷里にいた兄の息子は、夕方兄に会ったようだ、と語っており、その後まもなく死の報に接したと言う。
類似事例 |
|
(シノシラセ) 1967年 栃木県 人が死ぬ前には魂が親類をまわって、声をかけるという。
類似事例 |
|
ヒノタマ 1964年 青森県 瀕死の人の魂は火の玉になり、親類を訪ねる。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1936年 岩手県 上の歯がかけた夢を見たときには目上の人が死に、下の歯が欠けた夢を見ると目下の人が死ぬと言われている。
類似事例 |
|
ユウレイ 1984年 山梨県 幽霊は血筋の人のところに、死ぬ前に現れることもある。子どもの顔に、病院にいるはずの父の顔が見えたことがある。
類似事例 |
|
トビタマシ 1956年 宙を飛びまわる夢をよく見るような人は、死ぬときに、「飛びタマシ」(魂)になっていくとか、鳥になって近親者の頭上を鳴きまわるという。
類似事例 |
|
マボロシ 1949年 和歌山県 旅先で死ぬ者は、必ず、生前最も親しかった家族にマボロシを浮かべさせる。これを「会いに来る」という。夢に見る事もあり、このような時は、「別れを告げに来た」と言ってあきらめる。
類似事例 |
|
シノゼンチョウ(ゾクシン) 1999年 福島県 霊魂は、死の直前に抜けて出て近しい人の所に行き死を知らせる予感を持つという。
類似事例 |
|
シノヨチョウ 1992年 宮崎県 彼岸から赤い船や赤い自動車が迎えに来る夢は、非常に悪い死の予兆。
類似事例 |
|
(ゾクシン),(シノゼンチョウ) 1933年 岩手県 病人でも死ぬ間際には、或いは2、3日前から子供らが来て騒いでうるさくてならぬという。子供らが来るという幻覚をみるようになるともうま近に死ぬといわれる。
類似事例 |
|
ヒトダマ 1992年 宮崎県 人が死ぬと人魂が近親者の家を訪れる。死の予兆とも、死後の知らせともいう。
類似事例 |
|
マサユメ 1946年 妹の主人が旅行している間、妹は実家に泊まっていたが、夜に海で自分の夫が溺れている夢をみて飛び起きた。帰ってきた夫に尋ねると、夢に見た時間に海で溺れそうになっていたという。
類似事例 |
|
シノヨチョウ,カラス,ペット 1967年 北海道 烏が鳴くとか、親類縁者の枕辺に死の当人が別れをつげに来るといった死の予兆がある。前夜もしくは死の近い日に、他界した家族が呼びに来るともいう。当人の死の直後にペットが姿を消したという伝承も存在する。
類似事例 |
|
ユメ,ハシ 1980年 和歌山県 歯が抜けた夢を見ると、人が死ぬ。
類似事例 |
|