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番号 0060031

呼称(ヨミ) イッタンガジュマル,カミ
呼称(漢字) いったんガジュマル,神

執筆者 文沢正美ほか

論文名 竜郷村大字大勝の場合

書名・誌名 奄美民俗
巻・号/通巻・号 9号
発行所 鹿児島県立大島高等学校郷土研究部
発行年月日 S43年3月
発行年(西暦) 1968年
開始頁 6
終了頁 10

掲載箇所・開始頁 9
掲載箇所・終了頁 10

話者(引用文献) 竹元栄良(68歳)ほか

地域(都道府県名) 鹿児島県
地域(市・郡名) 大島郡
地域(区町村名) 竜郷町

要約 川内にいったんガジュマルという恐ろしい木があった。神様がついている木として恐れられ、誰も手をつけなかった。しかしある時この木がどうしても必要になって、他の集落の木こりに頼んで伐ってもらった。その木こりには何事もなかったが、身内に不幸が続いたので、木のバチがあたったのだろうと言われている。木に神がついているか否かを調べるには、木に斧を立て3間ほど離れた所から見守る。神がついていればその斧は震えるという。
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