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番号 0670003

呼称(ヨミ) カラスナキ,ハトニニタブキミナトリ
呼称(漢字) 烏鳴き,鳩に似た不気味な鳥

執筆者 皇学館大学郷土研究会

論文名 志摩(鳥羽市)千賀・堅子の民俗

書名・誌名 郷土志摩
巻・号/通巻・号 通巻41号
発行所 志摩郷土会
発行年月日 S45年12月15日
発行年(西暦) 1970年
開始頁 75
終了頁 97

掲載箇所・開始頁 86
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 三重県
地域(市・郡名) 鳥羽市
地域(区町村名)

要約 烏の鳴き声は死の前兆だと考えられている。烏よりもっと不気味な鳥がいて、それが一声鳴くと即時に、二声、三声鳴くと二日、三日後に死人が出るという。格好は鳩に似ていて、その鳴声は地獄の底から響くようであるという。周囲の血縁の薄い者には聞こえるが、本人や家族には聞こえないといわれる。
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