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番号 0810005

呼称(ヨミ) オブゴ
呼称(漢字) オブゴ

執筆者 山崎泰彦

論文名 児玉町で聞いた妖怪譚三話

書名・誌名 埼玉民俗
巻・号/通巻・号 通巻7号
発行所 埼玉民俗の会
発行年月日 S52年10月20日
発行年(西暦) 1977年
開始頁 104
終了頁 108

掲載箇所・開始頁 104
掲載箇所・終了頁 105

話者(引用文献) 田端叉之丞

地域(都道府県名) 埼玉県
地域(市・郡名) 本庄市
地域(区町村名) 児玉町

要約 夜遅く歩くと、生まれたての赤ん坊が泣く声がオウェーと聞こえる。足の運び方に合わせて泣き、恐くて早足で歩くと鳴き声もそれに合わせてついてくる。これをオブゴと呼び、赤ん坊はすでに亡くなっている子どもである。オブゴに憑かれた場合は、ポケットのゴミなどを投げてやれば、姿は見えなくてもピタッと鳴き声が止む。
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