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番号 1231261_002

呼称(ヨミ) ワライオンナ
呼称(漢字) 笑い女

執筆者 桂井和雄

論文名 土佐国土佐山村の昔話

書名・誌名 旅と伝説
巻・号/通巻・号 16巻5号/通巻185号
発行所 三元社
発行年月日 S18年5月1日
発行年(西暦) 1943年
開始頁 24
終了頁 30

掲載箇所・開始頁 26
掲載箇所・終了頁 27

話者(引用文献) 貞廣為太郎

地域(都道府県名) 高知県
地域(市・郡名) 安芸郡・吾川郡
地域(区町村名) 芸西村

要約 安芸郡和食村で、深山に入った山師が夕方、小屋で尺八を吹いていると、綺麗な女の人が尺八を聞かせてほしいと小屋にきた。女は笑い女と名乗ったので、山師がそれなら笑いを聞かせてくれと頼むと、笑い声は次第に大きくなり、山から谷に響いた。山師が怒って大鋸や手斧を投げたが、女はそれをバリバリと食べた。どうすることもできないと思ったら、鶏の時の声が響き、笑い女は消えた。鶏の声は山師の持っていたお守りが出したものだった。吾川郡にも同様なものがある。
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