六ツ地蔵，山犬 | ムツジゾウ，ヤマイヌ | 怪異・妖怪伝承データベース

■	番号	1231954

■	呼称（ヨミ）	ムツジゾウ，ヤマイヌ
■	呼称（漢字）	六ツ地蔵，山犬

■	執筆者	早川孝太郎

■	論文名	盆の踊り場

■	書名・誌名	旅と伝説
■	巻・号／通巻・号	3巻7号通巻31号
■	発行所	三元社
■	発行年月日	S5年7月1日
■	発行年（西暦）	1930年
■	開始頁	103
■	終了頁	107

■	掲載箇所・開始頁	103
■	掲載箇所・終了頁	104

■	話者（引用文献）

■	地域（都道府県名）	長野県
■	地域（市・郡名）	下伊那郡
■	地域（区町村名）	天竜村

■	要約	長野県と愛知県の県境に近いところに六ツ地蔵という塚がある。この塚は古くからあるわけではなく、ある大雨の年に山の上から流れてきた死骸（もしくは骸骨）を祀ったものだという。この死骸は道に迷った7人の座頭のうちの6人で、生き残ったひとりは尾を踏んでしまった山犬に案内されて国境を越え、三河の富山村漆島に着いたという。山犬はこの地方では山の神の使いとも、山の主とも考えられている。類似事例

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