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番号 |
1232903 |
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呼称(ヨミ) |
オトンキツネ |
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呼称(漢字) |
おとん狐 |
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執筆者 |
板祐生 |
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論文名 |
山陰の伝説玩具概見 |
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書名・誌名 |
旅と伝説 |
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巻・号/通巻・号 |
8巻8号通巻92号 |
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発行所 |
三元社 |
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発行年月日 |
S10年8月1日 |
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発行年(西暦) |
1935年 |
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開始頁 |
49 |
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終了頁 |
52 |
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掲載箇所・開始頁 |
50 |
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掲載箇所・終了頁 |
51 |
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話者(引用文献) |
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地域(都道府県名) |
鳥取県 |
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地域(市・郡名) |
鳥取市 |
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地域(区町村名) |
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要約 | 昔因幡国立見峠の古狐は里人を騙して頭をつるつる坊主にするというので恐れられていた。村の若い者がある日退治することとなり、2人で立見峠に出かけると黄金色の古狐がぶらぶら歩いていたが、やがて若い女に化けた。そして道端の石地蔵を抱き上げ川の水草をつけると赤子となった。それをおんぶして歩き出したので、後をつけると女は一軒の老夫婦を起こし、その子を抱かせた。老夫婦は孫だといって喜んでいたので、見てきた話を聞かせたが信じないので湯に赤子を投げ込んだが、赤子は死んでしまった。年寄り夫婦が怒っているところへ和尚が通りかかり、2人を剃髪して弟子とした。2人は一心に礼拝して木魚を鳴らした。夜が明けて村の人達が立見峠にくると、2人の若者が草野原に座り、竹櫛に馬糞を貫いたものを打ち振って騒いでいた。おとん狐のしわざである。
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