国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

カード表示

番号 1232961

呼称(ヨミ) ムゲンノカネ,ヒル
呼称(漢字) 無間の鐘,蛭

執筆者 中山太郎

論文名 無間の鐘

書名・誌名 旅と伝説
巻・号/通巻・号 8巻9号通巻93号
発行所 三元社
発行年月日 S10年9月1日
発行年(西暦) 1935年
開始頁 21
終了頁 31

掲載箇所・開始頁 27
掲載箇所・終了頁 28

話者(引用文献) (「郷土研究」4巻6号)

地域(都道府県名) 新潟県
地域(市・郡名) 佐渡市
地域(区町村名) 相川町

要約 慶長の頃に但馬生まれの某人が、佐渡の相川に来て金鉱を発見し裕福になったが、すぐに逼迫して大晦日には家に居られず、山に入って鉱穴に寝ていた。一方家では妻が牡丹餅を作ろうとして餅米を搗いている内に、ふと無間の鐘の事を思い出し、すり鉢を鐘に見立てて擂り粉木で撞いたところ、その家運も立ち直り、昼夜に千貫ずつ金塊を掘り出して長者になったという。但し一代限りだったという。無間の鐘を撞いた者の墓には7代の間蛭がいるといい、この男の墓にもいたという。
類似事例

試験機能
この文献を探してみる →国立国会図書館サーチ

国際日本文化研究センター データベースの案内