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番号 1232989

呼称(ヨミ) ヒトダマ,タマセ
呼称(漢字) 人魂,タマセ

執筆者 斉藤源三郎

論文名 人魂に就いて

書名・誌名 旅と伝説
巻・号/通巻・号 8巻10号通巻94号
発行所 三元社
発行年月日 S10年10月1日
発行年(西暦) 1935年
開始頁 46
終了頁 47

掲載箇所・開始頁 46
掲載箇所・終了頁 47

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 千葉県
地域(市・郡名) 八街市
地域(区町村名)

要約 この地方では人魂をタマセと呼ぶ。これは人体内に宿り、死ぬと体外に出て去る。病人が死ぬ2~3日前から、あるいは死ぬ時にタマセは体内から出て、縁故の深い人や寺に行って死を告げる。それは必ず夜で、縁故の深い人の家の雨戸を強くたたいたり、庭のどこかで大きな音を立てる。その音は縁故の深い人にしか聞こえない。
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