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番号 1350307

呼称(ヨミ) コクウン,ハクウン
呼称(漢字) 黒雲,白雲

執筆者 西山美香

論文名 室町幕府初期政権における法観寺八坂塔、利生塔の<縁起>としての聖徳太子・浄蔵説話

書名・誌名 伝承文学研究
巻・号/通巻・号 52号
発行所 伝承文学研究会
発行年月日 H14年4月10日
発行年(西暦) 2002年
開始頁 91
終了頁 104

掲載箇所・開始頁 92
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献) 清拙正澄「山城州東山法観禅寺仏舎利塔記」(1338)

地域(都道府県名) 京都府
地域(市・郡名) 京都市
地域(区町村名) 東山区

要約 治承四年(1180)に、山城国東山にある法観禅寺の仏舎利塔(八坂塔)が雷によって焼かれた。その跡を黒雲が覆い、七日後にようやく散じた。ある威徳な上人が言うには、その昔祇園精舎が燃えた時に、その跡を七日間白雲が覆った事もあったという。その地面を掘ったら十一面観音銅像が出土したが、この時は聖徳太子の親書が入った箱が出土した。
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