国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

カード表示

番号 1400060

呼称(ヨミ) ダイジャ
呼称(漢字) 大蛇

執筆者 東京教育大学民俗学研究会

論文名 (八)信仰俗信 (五)俗信

書名・誌名 伊豆松崎の民俗 静岡県賀茂郡松崎町 付録・静岡県賀茂郡伊豆町三浜の民俗
巻・号/通巻・号 通巻4号通巻4号
発行所 東京教育大学民俗学研究会
発行年月日 S36年11月10日
発行年(西暦) 1961年
開始頁 70
終了頁 74

掲載箇所・開始頁 73
掲載箇所・終了頁 74

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 静岡県
地域(市・郡名) 賀茂郡
地域(区町村名) 松崎町

要約 250年位前、甲斐国八代郡篠原村の絹屋が松崎の伏倉の旧家、セキセイ太夫の所へ泊まっていた。絹屋はアザノガハラ(字野原)の池の主である大蛇をとりにいくのに名刀をもっていき、その刀が大蛇除けになった。しかし、その刀をすりかえられ絹屋は大蛇に呑まれた。絹屋の娘の姉妹はアネグスヤマ(姉越山)とイモウトクボ(妹窪)で大蛇をまちかまえ、計略をめぐらしておびきよせて射た。大蛇は蛇鋏みという穴に入り込んで、7日7夜うなって死んだ。その大蛇の骨を埋めたところを大蛇院といった。
類似事例

試験機能
この文献を探してみる →国立国会図書館サーチ

(内部利用者のみ)
国際日本文化研究センター データベースの案内