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番号 1420117

呼称(ヨミ) バケネコ
呼称(漢字) 化猫

執筆者 東京女子大学史学科郷土調査団

論文名 六、口承文芸 1昔話

書名・誌名 猪苗代湖南の民俗:福島県郡山市湖南町三代
巻・号/通巻・号 通巻8号
発行所 郡山地方史研究会
発行年月日 S45年6月15日
発行年(西暦) 1970年
開始頁 111
終了頁 146

掲載箇所・開始頁 134
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献) 鈴木幸

地域(都道府県名) 福島県
地域(市・郡名) 郡山市
地域(区町村名) 湖南町

要約 化猫の話だが、石川街道のごさんしょ峠の上にはお助け小屋があった。そこに爺様と婆様が住んでいて、猫に人を殺させて金品を奪っていた。ある日須賀川の薬屋が泊まったが、薬屋は鴨で猫を手なずけた。猫が薬屋を殺していないと知った爺様が煙管で猫の頭を叩いた。すると猫は爺様と婆様の喉笛に噛み付いて殺してしまった。猫は薬屋に金をやって姿を消した。それで薬屋は須賀川一の金持ちになったので猫を祀っている。
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