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番号 1422206

呼称(ヨミ) トウビョウギツネ
呼称(漢字) トウビョウギツネ

執筆者 東京女子大学史学科民俗調査団

論文名 六 信仰

書名・誌名 因幡若桜の民俗―鳥取県八頭郡若桜町栃原・中原・加地―
巻・号/通巻・号 通巻13号
発行所 東京女子大学史学科民俗調査団
発行年月日 S48年3月
発行年(西暦) 1973年
開始頁 98
終了頁 109

掲載箇所・開始頁 106
掲載箇所・終了頁 107

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 鳥取県
地域(市・郡名) 八頭郡
地域(区町村名) 若桜町

要約 病気になったときはトウビョウギツネが憑いたという。ある家筋がキツネ持ちだといわれ、婚姻で差別される。キツネを離すには病人を煙でいぶしたり、お大師講の数珠を振ったり、藁苞に小豆飯と油揚げを入れたものを病人に持たせて「家に帰れ」と突き出したりする。トウビョウギツネを飼うと金が溜まるといい、岡山の最上稲荷から借りてくる人もいたが、トウビョウギツネはすぐに増えて、増えすぎると逆に家から金を持ち出す、食い扶持が足りなくなると人に憑いて病気にさせる、という。
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