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番号 |
1461265 |
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呼称(ヨミ) |
リョウシノボウレイ |
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呼称(漢字) |
漁師の亡霊 |
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執筆者 |
東洋大学民俗研究会 |
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論文名 |
九 口承文芸 |
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書名・誌名 |
小泉の民俗―宮城県本吉郡旧小泉村― |
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巻・号/通巻・号 |
昭和56年度号 |
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発行所 |
東洋大学民俗研究会 |
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発行年月日 |
S57年7月 |
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発行年(西暦) |
1982年 |
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開始頁 |
345 |
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終了頁 |
438 |
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掲載箇所・開始頁 |
416 |
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掲載箇所・終了頁 |
417 |
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話者(引用文献) |
山崎夏子氏 |
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地域(都道府県名) |
宮城県 |
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地域(市・郡名) |
本吉郡 |
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地域(区町村名) |
本吉町 |
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要約 | 漁師が難破して覚悟を決め、供養の金を胴巻に巻いたまま浜に打ち上げられた。見つけた人は金だけとって死体を海に打ち捨てた。金を取った人は金持ちになり、子どももできて幸せだったが、子どもがいなくなってしまった。回国様に聞くと恐山にいるという。行って寺の和尚に相談すると、「その子を呼んでやるがわしの衣の陰から出るな、決してすがるな」という。やがて子どもが来て和尚に「自分は漁師の亡霊の生まれ変わりだ」と言った。金を取った人が泣き崩れ、気がつくとそこは寺ではなく衣杉の下にうずくまっていた。その人は家には帰らなかった。
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