蜷 | ニナ | 怪異・妖怪伝承データベース

■	番号	2130151

■	呼称（ヨミ）	ニナ
■	呼称（漢字）	蜷

■	執筆者	鈴木立夏

■	論文名	尾張高野山俳句回想

■	書名・誌名	みなみ
■	巻・号／通巻・号	通巻29号
■	発行所	南知多郷土研究会
■	発行年月日	S55年5月25日
■	発行年（西暦）	1980年
■	開始頁	49
■	終了頁	54

■	掲載箇所・開始頁	53
■	掲載箇所・終了頁

■	話者（引用文献）

■	地域（都道府県名）	愛知県
■	地域（市・郡名）	知多郡
■	地域（区町村名）	南知多町

■	要約	南知多岩屋山奥の院玉川に棲む蜷は尻切れで尖りがない。これは昔、弘法大師が諸国を巡っている途中、岩屋の奥の院へ来られた時、蜷のお尻の尖りが草鞋にささりいやな思いをされた。その時お大師様が「諸人に迷惑をかけるでないぞ」と錫杖で蜷のお尻を一喝打ったところ、尖ったお尻が落ち、それ以来奥の院玉川に棲む蜷は、みな尻切れである。類似事例

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