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番号 |
2150036 |
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呼称(ヨミ) |
シンリョウジョシショノカイダン |
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呼称(漢字) |
診療所支所の怪談 |
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執筆者 |
安山登 |
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論文名 |
口永良部島の伝説(下) |
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書名・誌名 |
南九州郷土研究 |
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巻・号/通巻・号 |
通巻15号 |
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発行所 |
南九州郷土研究会 |
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発行年月日 |
S46年10月25日 |
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発行年(西暦) |
1971年 |
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開始頁 |
13 |
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終了頁 |
21 |
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掲載箇所・開始頁 |
15 |
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掲載箇所・終了頁 |
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話者(引用文献) |
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地域(都道府県名) |
鹿児島県 |
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地域(市・郡名) |
熊毛郡 |
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地域(区町村名) |
屋久島町 |
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要約 | 診療所の支所で幽霊や化物が出ると言われていた。化物は女であったり、指のない人間であったりした。またある人が宿直の折、戸締りをして入れないようにしてある宿直室に入り込んで彼の頬を冷たい手で撫でたりもした。この人が神様に伺いを立てたら、以前に自殺した無免許医師が誰も祭ってくれないので、水が欲しくて現われたのだと言われたため懇ろに祭った。またのちに、僧侶の免許を持った出張所長が任命されてからは、宿直室に寝ていると畳がふわふわと持ち上がってドシーンと落ちたりした。古い書類を焼いている折、一緒に投げ込んだサイダー瓶が大きな爆発音とともに割れもせずに中学校のほうに飛んで行った。この中学校の宿直室では横に寝ると何者かに押さえつけられ、仰向けに寝ると押さえつけられない。のちに支所が出張所に変更されて移転してからはこのあたりで神主姿で白く百メートルぐらいの長い布を引きずった化物が目撃されたりもした。
類似事例 |
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