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番号 |
2150046 |
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呼称(ヨミ) |
トンネル,ジサツ,アカイハナ |
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呼称(漢字) |
トンネル,自殺,赤い花 |
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執筆者 |
安山登 |
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論文名 |
安山怪談録 |
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書名・誌名 |
南九州郷土研究 |
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巻・号/通巻・号 |
通巻22号 |
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発行所 |
南九州郷土研究会 |
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発行年月日 |
S47年12月31日 |
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発行年(西暦) |
1972年 |
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開始頁 |
30 |
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終了頁 |
38 |
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掲載箇所・開始頁 |
36 |
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掲載箇所・終了頁 |
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話者(引用文献) |
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地域(都道府県名) |
鹿児島県 |
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地域(市・郡名) |
日置市 |
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地域(区町村名) |
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要約 | 昭和3年の秋、ある青年が青年倶楽部の合宿所の前の畑で見たこともない一本の赤い花を見てこれに誘われて取りに行き、その帰り道いつの間にか汀野墓(ナギノンハカ)の安山喜作の墓に来ていた。それからというもの汀野墓には水仙やまんしゃげの花が咲くようになった。この青年は6年後に毘沙門のトンネルで自殺し、青年団が彼の遺体を引き取りに行って帰った夜明けの3時ごろ、団員の一人が畑に灯りがともり見たこともない赤い花が一本咲いているのを見た。しかしほかの団員が見てみたところ、花ではなく人間の胴体から下がはっきりと浮き出し胸から上は灯を持った片手が見えるだけで頭もない人が歩いてきて、灯りと共に消えた。それからこの畑の境界上には水仙やグラジオラス、タンポポの花が咲くようになった。
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