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番号 |
2170028 |
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呼称(ヨミ) |
ヤマウバ |
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呼称(漢字) |
山姥 |
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執筆者 |
川出由太郎 |
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論文名 |
山姥雑考(五) |
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書名・誌名 |
美濃民俗 |
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巻・号/通巻・号 |
通巻208号 |
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発行所 |
美濃民俗文化の会 |
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発行年月日 |
S59年9月15日 |
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発行年(西暦) |
1984年 |
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開始頁 |
2 |
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終了頁 |
3 |
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掲載箇所・開始頁 |
2 |
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掲載箇所・終了頁 |
3 |
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話者(引用文献) |
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地域(都道府県名) |
岐阜県 |
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地域(市・郡名) |
郡上市 |
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地域(区町村名) |
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要約 | 雪の夕暮れ、50歳くらいの大食いで力持ちの女がやってきて滞在する。女は仕事を手伝ったがいくら苧績をしてもまったく苧環が大きくならない上に大食いなので家人はこれを疎んで茶碗の中が空洞になるように飯をよそってやっていた。春が来て女は「ひんぬりごきにごちそうさま」と飯の盛り付け方に皮肉をいって笹の葉にくるんだ薬を置いて出て行った。女の残した小さい苧環は紡いでみるといくら繰っても繰り切れなかった。繰っているうちに放置していた赤ん坊が泣き死んでしまったが、この薬を与えると生き返ったという。女は猪ノ洞谷の一の滝近くの岩穴に住む山姥だろうと言われた。
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