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番号 2181970

呼称(ヨミ) オニ,モチ,シュテンドウジ
呼称(漢字) 鬼,餅,酒呑童子

執筆者 佐久間昇

論文名 岡山阿哲郡の伝説

書名・誌名 民間伝承
巻・号/通巻・号 13巻11号通巻139号
発行所 日本民俗学会
発行年月日 S24年11月5日
発行年(西暦) 1949年
開始頁 37
終了頁 37

掲載箇所・開始頁 37
掲載箇所・終了頁 37

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 岡山県
地域(市・郡名) 新見市 
地域(区町村名) 下熊谷

要約 樵の親方が多数の弟子を連れて深い山に仕事に出かけた。弟子の一人が、人影の無い森陰に一重の見事な紅白餅を見つけ、あまりに旨そうなので食べてしまった。そうすると面相が一変し暴れるようになり、日夜山奥をさまようなど鬼のようになった。仲間が連れ戻そうとすると、「もう鬼になったので近寄るな」といい、最後に連れ戻しにいった者を殺して食べた。その後、親方に罪を告白し、仲間のもとに戻るが、再度山に入り、「丹波の大江山へいく」といい飛び去った。これが後の酒呑童子だという。
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