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番号 2400008

呼称(ヨミ) ムソロクブ
呼称(漢字) 六十六部

執筆者 吉本茂樹

論文名 六十六部の祟り

書名・誌名 民族と歴史
巻・号/通巻・号 2巻6号/通巻12号
発行所 日本学術普及会
発行年月日 T8年12月1日
発行年(西暦) 1919年
開始頁 47
終了頁 48

掲載箇所・開始頁 47
掲載箇所・終了頁 48

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 徳島県
地域(市・郡名) 阿南市
地域(区町村名) 桑野町

要約 ある年の暮れに、川の渕で庄屋が、前の晩に泊めた六十六部を殺して秘蔵の宝物である金の鶏と蚊帳を奪った。血まみれになった六部の足は川へと滑り込んだ。その頃庄屋の家で下男が餅をついていると天井から血みどろの足がぶらさがり、1羽の黄金の鶏が現れ米を食い尽くした。その後片足と鶏は六部の笑い声と共にどこかへ消え。その後も色々禍が続いたので庄屋の主人は墓を建立した。
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