|
■ |
番号 |
2400049 |
|
■ |
呼称(ヨミ) |
イケノマ |
■ |
呼称(漢字) |
池の魔 |
|
■ |
執筆者 |
井上頼数 |
|
■ |
論文名 |
憑物雑話六則 |
|
■ |
書名・誌名 |
民族と歴史 |
■ |
巻・号/通巻・号 |
8巻1号/通巻43号 |
■ |
発行所 |
日本学術普及会 |
■ |
発行年月日 |
T11年7月1日 |
■ |
発行年(西暦) |
1922年 |
■ |
開始頁 |
208 |
■ |
終了頁 |
215 |
|
■ |
掲載箇所・開始頁 |
209 |
■ |
掲載箇所・終了頁 |
210 |
|
■ |
話者(引用文献) |
|
|
■ |
地域(都道府県名) |
三重県 |
■ |
地域(市・郡名) |
度会郡 |
■ |
地域(区町村名) |
四郷村 |
|
■ |
要約 | 四郷村がまだ耕地整理されていない頃、多くの池があった。夕方1人で池畔を通ると必ず池の魔に憑かれて池に吸い込まれてしまう所があった。どう考えても身投げする理由のない番頭が、掛取りしてきた財布と下駄を置いて沈んでしまった、といった話をよく聞いた。「ぬし」がいるとか魔がさすとかいう。今でも軍隊の演習で池や沼の陰気な所に歩哨で立たされた時など、急に気が滅入ってしまって、水中へ落ち込む時がある。そんなときには小便をすればまた元気が出て勤まると注意することがあるという。
類似事例 |
|
■ |
試験機能 |
|
|
この文献を探してみる |
→国立国会図書館サーチ |
|
|
|
Copyright (c) 2002- International Research Center for Japanese Studies, Kyoto, Japan. All rights reserved. |
|