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番号 2400065

呼称(ヨミ) オサキ,キュウビノキツネ
呼称(漢字) オサキ,九尾の狐

執筆者 中尾清太郎

論文名 ヲサキがつくと云ふ事

書名・誌名 民族と歴史
巻・号/通巻・号 8巻1号/通巻43号
発行所 日本学術普及会
発行年月日 T11年7月1日
発行年(西暦) 1922年
開始頁 229
終了頁 230

掲載箇所・開始頁 229
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 埼玉県 茨城県 栃木県
地域(市・郡名)
地域(区町村名)

要約 昔九尾の狐が殺された時に、その尾先が飛んだが、それが落ちた家筋のものは仲間はずれにされている。特に結婚は除外されている。彼らの生活は中以上で、百姓もいれば商人もいる。「お鉢を叩くとオサキがつく」という言い習わしがあって、いったんオサキがつけば大食になり、飯を前歯で噛むようになるという。オサキを落とすには専門の行者がひきめの弓をひくという。
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