犬神 | イヌガミ | 怪異・妖怪伝承データベース

■	番号	2400123

■	呼称（ヨミ）	イヌガミ
■	呼称（漢字）	犬神

■	執筆者	佐光白峯

■	論文名	讃岐の犬神の話

■	書名・誌名	民族と歴史
■	巻・号／通巻・号	8巻1号／通巻43号
■	発行所	日本学術普及会
■	発行年月日	T11年7月1日
■	発行年（西暦）	1922年
■	開始頁	293
■	終了頁	294

■	掲載箇所・開始頁	293
■	掲載箇所・終了頁	294

■	話者（引用文献）

■	地域（都道府県名）	香川県
■	地域（市・郡名）	香川郡
■	地域（区町村名）	香南村

■	要約	香川県池西村に犬神筋の家があり、近隣の人も追いかける。自分の家の下婢がやられたことがある。その病状は急性で、一種の癇癪であり、病人は正気だが熱は非常に高くて目の色は変になった。数日前に犬神筋の人と口論になり仲違いをしたという。犬神が憑くと握り飯を3つ作って病人の体をなで、その後その握り飯を犬神家の家の壁に投げつけると、その翌日には全快した。最初に犬神を作るには白犬を首だけ出して埋め、その前に茶碗に飯を盛って置き、命令に服従するならその飯を食わせて神に祀ることを誓い、最後に首を一刀で切るという。類似事例

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