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番号 2400126

呼称(ヨミ) ヘビガミ,サルガミ,イヌガミ
呼称(漢字) 蛇神,猿神,犬神

執筆者 横田傳松

論文名 伊予の蛇憑

書名・誌名 民族と歴史
巻・号/通巻・号 8巻1号/通巻43号
発行所 日本学術普及会
発行年月日 T11年7月1日
発行年(西暦) 1922年
開始頁 298
終了頁 299

掲載箇所・開始頁 298
掲載箇所・終了頁 299

話者(引用文献)

地域(都道府県名)
地域(市・郡名)
地域(区町村名)

要約 昔源三位頼政が紫宸殿で射落とした鵺という、頭は猿、足は犬、尾は蛇に似た怪獣を切って攝津の川尻に投げ込んだ。それが海を漂い頭は讃岐に、手足は阿波・土佐に、尻尾は伊予に着いた。その祟りで伊予には蛇神、讃岐には猿神、阿波・土佐には犬神がいるという。また一説には犬神の起りはある残忍な人が犬を柱に縛り付け、その目の前に食べ物を置き、悶えて餓死させ、その犬の妄執が残忍な人に乗り移って子孫代々犬神になり、他人を悩ますという。
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