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番号 |
3000067 |
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呼称(ヨミ) |
イネンビ |
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呼称(漢字) |
遺念火 |
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執筆者 |
島袋源七 |
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論文名 |
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書名・誌名 |
『山原の土俗』 |
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巻・号/通巻・号 |
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発行所 |
郷土研究社 |
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発行年月日 |
S4年 |
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発行年(西暦) |
1929年 |
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開始頁 |
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終了頁 |
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掲載箇所・開始頁 |
163 |
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掲載箇所・終了頁 |
166 |
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話者(引用文献) |
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地域(都道府県名) |
沖縄県 |
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地域(市・郡名) |
名護市 |
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地域(区町村名) |
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要約 | 遺念火は、たいていが定まった土地と結びついていてあまり自由に飛んでいくことはない。安和に夫婦がいて、ある日いつも帰りが遅い妻を疑ってしまった夫は彼女の帰り道の途中で待ち伏せして、強姦しようと妻を追ってきた。抵抗する妻が襲ってきた男は夫であることに気づかずにやがて男の咽喉に簪を突き刺した。その後、妻が家に帰って夫がいないと見たら、先ほど刺し殺した男は夫だと思い、確認しに戻ったらやはりそうであった。悲しみに狂った妻は自害し、二人の遺念が一個の妖火と化して毎晩出てくるようになった。同地域の東江、本部村浦崎、羽地村稲嶺等にも同様の話がある。
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