火災，大師 | カサイ，タイシ | 怪異・妖怪伝承データベース

■	番号	3490036

■	呼称（ヨミ）	カサイ，タイシ
■	呼称（漢字）	火災，大師

■	執筆者	神谷養勇軒

■	論文名	新著聞集

■	書名・誌名	日本随筆大成第２期
■	巻・号／通巻・号	５巻
■	発行所	吉川弘文館
■	発行年月日	S49年2月10日
■	発行年（西暦）	1974年
■	開始頁
■	終了頁

■	掲載箇所・開始頁	348
■	掲載箇所・終了頁

■	話者（引用文献）

■	地域（都道府県名）	和歌山県
■	地域（市・郡名）	橋本市
■	地域（区町村名）

■	要約	寛永１３年１０月、高野山の麓の奈倉（名倉）の者、伊勢、高野山の参詣の為垢離をとっていたが、突然気が狂って、我は大師だ、信心せよ、と言った。しかし村人は信じず狸か狐の仕業だと捨て置いた。その者は気を失って倒れ、気がついた。垢離をしていたところ、若い僧が来て抱きつかれた後は記憶がないと言う。その次の月に全村が火事になり垢離をしていた男の家以外が焼けた。類似事例

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