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番号 3490116

呼称(ヨミ) イハチ,ジュウゴドウジ,テンニョ,ヘビ,リュウジン
呼称(漢字) 以八,十五童子,天女,蛇,竜神

執筆者 神谷養勇軒

論文名 新著聞集

書名・誌名 日本随筆大成第二期
巻・号/通巻・号 5巻
発行所 吉川弘文館
発行年月日 S49年2月10日
発行年(西暦) 1974年
開始頁 231
終了頁 447

掲載箇所・開始頁 300
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 広島県
地域(市・郡名) 廿日市市
地域(区町村名) 宮島町

要約 芸州宮島光明院の開山である以八和尚は宮島に住居を定めたが、常に美しい女性が十数人仕えていた。その事を誹謗する人がいるとの話を聞いて和尚は、彼女らを法談の席に呼び、事情を説明して立ち退きを命じた。すると海上にわかに波が起こり、暴風すさまじい状況になって、先の女性がたちまち蛇の姿になった。それらは黒雲と一緒に海底に入っていったという。彼女らは天女が使わした十五童子だったという。その後、上人は別時念仏の回向の日に往生するといって往生した。すると、紫雲が立ち、妙なる香りがし、潮がみちて遺灰を残らず流していった。竜神が供養したのだと思われた。
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