狸，弾三郎 | タヌキ，ダンザブロウ | 怪異・妖怪伝承データベース

■	番号	5410027

■	呼称（ヨミ）	タヌキ，ダンザブロウ
■	呼称（漢字）	狸，弾三郎

■	執筆者	滝沢馬琴

■	論文名	燕石雑志

■	書名・誌名	日本随筆大成第二期
■	巻・号／通巻・号	19巻
■	発行所	吉川弘文館
■	発行年月日	S50年2月10日
■	発行年（西暦）	1975年
■	開始頁	263
■	終了頁	576

■	掲載箇所・開始頁	484
■	掲載箇所・終了頁	492

■	話者（引用文献）

■	地域（都道府県名）	新潟県
■	地域（市・郡名）	佐渡市
■	地域（区町村名）

■	要約	佐渡国二ツ岩という山に、弾三郎という古狸がおり、非常に霊力がある。この狸は人に金を貸していたが、返さない者が増えたので貸さなくなった。ある時医師の伯仙が佐渡で病人を治したところ、病人の家の主が大金を礼にしようとしたが伯仙は受け取らなかった。すると主は自分は弾三郎という狸であり、これは兵火や洪水によって埋もれた金を、貧者を救う目的で拾い集めたものなので受け取ってほしいと請うが、やはり白仙は受け取らなかったという。次の日、礼に短刀を置いていった。類似事例

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