 |
■ |
番号 |
C0410903-000 |
|
■ |
呼称(ヨミ) |
トミヤ、ヘビ |
■ |
呼称(漢字) |
十宮、蛇 |
|
■ |
執筆者 |
宮城縣 |
|
■ |
論文名 |
伝説:祠堂の部 |
|
■ |
書名・誌名 |
宮城縣史 民俗3 |
■ |
巻・号/通巻・号 |
21巻 |
■ |
発行所 |
財団法人宮城県史刊行会 |
■ |
発行年月日 |
S31年10月20日 |
■ |
発行年(西暦) |
1956年 |
■ |
開始頁 |
301 |
■ |
終了頁 |
322 |
|
■ |
掲載箇所・開始頁 |
317 |
■ |
掲載箇所・終了頁 |
|
|
■ |
話者(引用文献) |
|
|
■ |
地域(都道府県名) |
宮城県 |
■ |
地域(市・郡名) |
黒川郡 |
■ |
地域(区町村名) |
富谷町 |
|
■ |
要約 | 昔、富谷の長者の娘へ夜な夜な通う美しい若殿があって娘はみもちになる。ある日娘が蛇に呑まれかけている蛙を助けてやると、その蛙が恩返しのため易者に化けて娘を訪ね、「毎夜通ってくる男は蛇だから、今夜来たら着物の裾に針を刺しておけ」と教える。娘は易者に教えられたとおり針を刺し、翌朝糸を手繰ると、近くの山の大杉のゴラ穴に入った。そのとき杉の木にとまっていた1羽の鴻の鳥が穴から蛇を引き出して十切れに噛みちぎって殺した。村の人は祟られないように一切れずつ十の宮を作って祀り、これを十宮と称したのがのちに富谷となった。娘は身重を恥じて川へ身投げして死ぬ。今も娘の名をとってそこをおまさ渕という。
 類似事例 |
|
■ |
試験機能 |
|
|
この文献を探してみる |
→国立国会図書館サーチ |
|
 |
 |
Copyright (c) 2002- International Research Center for Japanese Studies, Kyoto, Japan. All rights reserved. |
|