|
■ |
番号 |
C0410925-000 |
|
■ |
呼称(ヨミ) |
ナマケモノトテング |
■ |
呼称(漢字) |
なまけ者と天狗 |
|
■ |
執筆者 |
宮城縣 |
|
■ |
論文名 |
昔話:人間昔話 |
|
■ |
書名・誌名 |
宮城縣史 民俗3 |
■ |
巻・号/通巻・号 |
21巻 |
■ |
発行所 |
財団法人宮城県史刊行会 |
■ |
発行年月日 |
S31年10月20日 |
■ |
発行年(西暦) |
1956年 |
■ |
開始頁 |
332 |
■ |
終了頁 |
383 |
|
■ |
掲載箇所・開始頁 |
351 |
■ |
掲載箇所・終了頁 |
353 |
|
■ |
話者(引用文献) |
|
|
■ |
地域(都道府県名) |
宮城県 |
■ |
地域(市・郡名) |
|
■ |
地域(区町村名) |
|
|
■ |
要約 | 昔、なまけ者の時というものがいた。仕事を言いつけられて山に登ったが、松の木ノ下で一服して昼寝を始めた。その木の上に天狗がいて時にいたずらしようと、寝ている間に羽団扇で時の鼻をあおいで長くしてしまった。起きて驚いた時に、天狗は「この羽団扇を貸してやるから鼻を高くしたり低くしたりして金儲けしろ。表であおげば高くなり裏であおげば低くなる。」と羽団扇を渡した。ずいぶん金儲けした時だったが、ある時野糞たれてふくものがないので、端っこならばだいじょうぶだろうと羽団扇の裏で尻をふいた。そしてまた自分の鼻を高くして得意になっていたが、低くしようと裏であおいでも少しも縮まらない。時はついに世の中の笑いものになって、長い鼻をぶらぶらさせながらほいとう(乞食)して歩いたという。
類似事例 |
|
■ |
試験機能 |
|
|
この文献を探してみる |
→国立国会図書館サーチ |
|
|
|
Copyright (c) 2002- International Research Center for Japanese Studies, Kyoto, Japan. All rights reserved. |
|