|
■ |
番号 |
C0411176-000 |
|
■ |
呼称(ヨミ) |
ゲンベエブチ |
■ |
呼称(漢字) |
源兵衛渕 |
|
■ |
執筆者 |
宮城縣 |
|
■ |
論文名 |
妖怪変化・幽霊:事例篇 |
|
■ |
書名・誌名 |
宮城縣史 民俗3 |
■ |
巻・号/通巻・号 |
21巻 |
■ |
発行所 |
財団法人宮城県史刊行会 |
■ |
発行年月日 |
S31年10月20日 |
■ |
発行年(西暦) |
1956年 |
■ |
開始頁 |
471 |
■ |
終了頁 |
562 |
|
■ |
掲載箇所・開始頁 |
485 |
■ |
掲載箇所・終了頁 |
486 |
|
■ |
話者(引用文献) |
(三原良吉『仙台伝説集』) |
|
■ |
地域(都道府県名) |
宮城県 |
■ |
地域(市・郡名) |
仙台市 |
■ |
地域(区町村名) |
|
|
■ |
要約 | 昔,渕の崖上に源兵衛というものが住んでいた。梅雨頃,夜更けに若い女がきて「私はこの渕の主の鰻で,明晩川上の賢渕の主の蜘蛛と一騎打ちをする。その時あなたが『源兵衛ここに控えおるぞ』と声を掛けてくれれば勝てるのでよろしくお願いします。」というので源兵衛は承知した。翌晩鰻と蜘蛛の大合戦が始まったが,あまりの怖ろしさに源兵衛ここにいるぞと言えなかった。翌朝見ると鰻の首が噛み切られて源兵衛の家の方を睨んで浮かんでいたので,それを見た源兵衛は気が狂って死んでしまった。その後この渕を源兵衛渕と呼ぶようになった。町の人々が供養のために建てた小祠が近年まで残っていた。
類似事例 |
|
■ |
試験機能 |
|
|
この文献を探してみる |
→国立国会図書館サーチ |
|
|
|
Copyright (c) 2002- International Research Center for Japanese Studies, Kyoto, Japan. All rights reserved. |
|