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番号 |
C0411191-000 |
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呼称(ヨミ) |
フナユウレイ、モウレンブネ |
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呼称(漢字) |
船幽霊、亡霊船 |
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執筆者 |
宮城縣 |
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論文名 |
妖怪変化・幽霊:事例篇 |
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書名・誌名 |
宮城縣史 民俗3 |
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巻・号/通巻・号 |
21巻 |
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発行所 |
財団法人宮城県史刊行会 |
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発行年月日 |
S31年10月20日 |
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発行年(西暦) |
1956年 |
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開始頁 |
471 |
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終了頁 |
562 |
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掲載箇所・開始頁 |
496 |
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掲載箇所・終了頁 |
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話者(引用文献) |
(NHK調査資料) |
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地域(都道府県名) |
宮城県 |
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地域(市・郡名) |
石巻市 |
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地域(区町村名) |
雄勝町 |
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要約 | 黄昏時になると,沖の方からホーイホーイとこちらに呼びかける声が聞こえ,灯がちらちらと見える。やがて「桶貸してけれ」と無気味な声が聞こえてくると,漁師達は「もうれん船だ。亡霊船だ。」と囁き合って逃げ支度に入る。静かだった海がうねり始め,霧が立ちこめてくる。「桶貸してくれ」という声がなおも追いかけてきて,海霧の向こうにうっすらと船の形が見える。とても逃げ切れないと思ったら,アカ桶の底を抜いて投げてやる。そうしないと海水を掛けられて船が沈むか,暗礁に乗り上げて難破する,と今でも漁村の老人は信じている。
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