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番号 |
C0411296-000 |
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呼称(ヨミ) |
クギョウニバケタムジナ |
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呼称(漢字) |
公卿に化けた狢 |
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執筆者 |
宮城縣 |
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論文名 |
妖怪変化・幽霊:事例篇 |
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書名・誌名 |
宮城縣史 民俗3 |
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巻・号/通巻・号 |
21巻 |
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発行所 |
財団法人宮城県史刊行会 |
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発行年月日 |
S31年10月20日 |
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発行年(西暦) |
1956年 |
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開始頁 |
471 |
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終了頁 |
562 |
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掲載箇所・開始頁 |
545 |
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掲載箇所・終了頁 |
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話者(引用文献) |
(『郷土の伝承』小松文雄氏報) |
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地域(都道府県名) |
宮城県 |
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地域(市・郡名) |
気仙沼市 |
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地域(区町村名) |
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要約 | 百五,六十年程前の話。地方巡検にきた公卿の一行が片浜下の畠山家に泊まる事になった。この公卿は魚が大好きで,鰹など家人の驚くほど貪り食った。七日ほど滞留したが,その間一度も入浴せず,また犬を大変嫌っていた。余り外出しなかったが,たまに出て行くと犬が集まってきて異様に吠える。出発の時も犬を避けるためか,舟で出て行った。公卿は気仙の有住で群犬に襲われて咬殺され,狢の正体を現した。この古狢は京都のある寺に棲んでいたのが奥州に下ってきたのだと言う者もいる。畠山家と階上村の近藤家には,お公卿様が書き与えられたという護符の掛軸がしまってあるといわれる。
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