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番号 |
C1130070-000 |
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呼称(ヨミ) |
ゼンワンブチ |
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呼称(漢字) |
膳椀淵 |
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執筆者 |
根津富夫 |
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論文名 |
第十二章 第二節 一:(二)天体・気象、地形、水 |
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書名・誌名 |
新編埼玉県史 別編2 (民俗2) |
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巻・号/通巻・号 |
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発行所 |
埼玉県(ぎょうせい) |
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発行年月日 |
S61年3月20日 |
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発行年(西暦) |
1986年 |
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開始頁 |
582 |
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終了頁 |
589 |
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掲載箇所・開始頁 |
588 |
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掲載箇所・終了頁 |
589 |
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話者(引用文献) |
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地域(都道府県名) |
埼玉県 |
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地域(市・郡名) |
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地域(区町村名) |
日高町 |
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要約 | 箕輪山霊巌寺近くの高麗川の淵には大蛇が住むと言い伝えられている。この辺りの住民は祝儀不祝儀があると、膳椀をこの淵に貸りに来ていた。淵に向かって「どうか十人前の膳椀をお貸し下され」と頼むといつの間にか浮かび上がってくる。終われば丁寧に礼を述べて返すのだが、ある時村の者が膳椀を返さなかったら、その後誰が行っても浮いてこなくなった。ある年大洪水があって淵が埋まってしまった。そしてそこから一匹の大蛇の頭骨が発見された。村人は膳椀淵の主として手厚く弔い、霊巌寺の宝物とした。
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