国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

カード表示

番号 C1510239-000

呼称(ヨミ) エノキ,ヤマノキタチ,モミジ,マツ,スギ,ケヤキ,ホウ,サルスベリ
呼称(漢字) エノキ,山の木たち,モミジ,マツ,スギ,ケヤキ,ホウ,サルスベリ

執筆者 水沢謙一

論文名 第6編 2 第2節 4エノキの精

書名・誌名 新潟県史 資料編22 民俗1
巻・号/通巻・号
発行所 新潟県
発行年月日 S57年3月31日
発行年(西暦) 1982年
開始頁 1016
終了頁 1017

掲載箇所・開始頁 1016
掲載箇所・終了頁 1017

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 新潟県
地域(市・郡名) 長岡市
地域(区町村名)

要約 折渡に6戸しかなかった昔に、何百年もたったエノキがあった。折渡の大尽だった一左衛門が殿様に献上するために切ることにしたが、伐った次の朝になるとえのきの斧くずはなく、元に戻っている。ある晩、一人の六部がエノキの下に泊まっていると、山の木たちがエノキの見舞いにやってくる。エノキは、人間はバカだから気づかないが、斧くずに灰をつければもと通りにならんのにという。よく朝六部はそのことを話し、その日からえのきの斧くずに灰を混ぜたので、エノキの木は切られてしまったという。
類似事例

試験機能
この文献を探してみる →国立国会図書館サーチ

(内部利用者のみ)
国際日本文化研究センター データベースの案内