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番号 C1510525-000

呼称(ヨミ) ヤサブロウバアサン,ヤサブロウノハハ,キジョ,ロウジョ
呼称(漢字) 弥三郎婆さん,弥三郎の母,鬼女,老女

執筆者 浜口嘉寿夫

論文名 第6編 3 第2節伝説

書名・誌名 新潟県史 資料編23 民俗2
巻・号/通巻・号
発行所 新潟県
発行年月日 S59年3月31日
発行年(西暦) 1984年
開始頁 896
終了頁 912

掲載箇所・開始頁 910
掲載箇所・終了頁 911

話者(引用文献) (『伝説の越後と佐渡』後篇)

地域(都道府県名) 新潟県
地域(市・郡名) 佐渡郡
地域(区町村名) 佐和田町

要約 駄栗毛左京が主人の命で使いに行く。沢根まで来ると急に空がかき曇って風が出、諏訪社の森近くまで来ると雷が来て、何者かが馬をつかんで動かさないので後ざまに切ると手ごたえがある。そこに1丈余りもある鬼女が現れて黒雲に乗って逃げる。あとに腕が残されていたが、ある雨の晩老女が訪ね、自分は越後弥彦在の農夫弥三郎の母だといって許しを請い、以降悪事を改めると誓いを立てたので、腕を返す。それ以来弥三郎婆さんは二度と佐渡には姿をみせなかった。
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