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番号 |
C2010175-000 |
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呼称(ヨミ) |
コマガタイワ |
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呼称(漢字) |
駒形岩 |
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執筆者 |
細川修・松本清人 |
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論文名 |
第12編 口頭伝承 第2章伝説:2、石の伝説 |
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書名・誌名 |
長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承 |
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巻・号/通巻・号 |
1巻3号 |
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発行所 |
長野県史刊行会 |
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発行年月日 |
S62年3月31日 |
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発行年(西暦) |
1987年 |
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開始頁 |
462 |
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終了頁 |
474 |
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掲載箇所・開始頁 |
462 |
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掲載箇所・終了頁 |
463 |
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話者(引用文献) |
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地域(都道府県名) |
長野県 |
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地域(市・郡名) |
小県郡 |
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地域(区町村名) |
長和町 |
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要約 | 昔,滝の沢の山道を,まだ小さい兄妹が馬でやってきた。霧の深い日で一寸先も見えず,まず兄が,次いで妹が谷底に転落した。谷は高さ数十メートルもあり,落ちればまず助からない。しかし,しばらくして村の者が白い馬に抱かれるように気を失っている妹を見つけた。妹には怪我一つなかった。妹は駒形(馬の形)が岩に刻まれていたと聞き,信心深い兄が身代わりになって命を助けてくれたのだと言った。兄妹は名のある土豪だったが父が防人に召されている間に手代に家や土地を奪われ,父を探す旅をしていたのだという。丁度この時武人が通りがかり,騒ぎを知って女にあった。武人は父であった。父はその後村人と協力し村のために尽くした。村の発展は駒形岩のおかげだと,今も駒形神社で祭りが行われている。
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