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■ 番号 C2010213-000

■ 呼称(ヨミ) チボチノイケ,タタリ
■ 呼称(漢字) ちぼちの池,祟り

■ 執筆者 細川修・松本清人

■ 論文名 第12編 口頭伝承 第2章伝説:3、水の伝説

■ 書名・誌名 長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承
■ 巻・号/通巻・号 1巻3号
■ 発行所 長野県史刊行会
■ 発行年月日 S62年3月31日
■ 発行年(西暦) 1987年
■ 開始頁 474
■ 終了頁 488

■ 掲載箇所・開始頁 478
■ 掲載箇所・終了頁

■ 話者(引用文献)

■ 地域(都道府県名) 長野県
■ 地域(市・郡名) 南佐久郡
■ 地域(区町村名) 佐久穂町

■ 要約 佐久町余地のちぼちの池をめぐる話。ちぼちは禅宗で小僧の意。昔,この寺に和尚と小僧がいた。日照りで寺の井戸が涸れたので,和尚は小僧をちぼちの池まで水汲みに行かせた。小僧はその苦しさに耐えかねて池に身を投げ,以後夕方になると池の端に白い坊主のようなものが現れるという噂が立った。また,村の田畑が荒らされるようになり,村人はちぼちの祟りかもしれないと言って恐れた。その頃自成という名僧がこの村を通りがかり,池の辺で金剛経をあげると,池の底から「ありがたいお経を聞いておれも浮かばれる」という声が聞こえた。それ以来化け物は出なくなり,田畑も荒らされなくなった。自成は村人に請われてこの寺の住職となった。
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