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番号 |
C2010333-000 |
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呼称(ヨミ) |
ムラヲスクッテクレタオオカミ |
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呼称(漢字) |
村を救ってくれたおおかみ |
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執筆者 |
細川修・松本清人 |
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論文名 |
第12編 口頭伝承 第3章世間話 |
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書名・誌名 |
長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承 |
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巻・号/通巻・号 |
1巻3号 |
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発行所 |
長野県史刊行会 |
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発行年月日 |
S62年3月31日 |
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発行年(西暦) |
1987年 |
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開始頁 |
527 |
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終了頁 |
536 |
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掲載箇所・開始頁 |
531 |
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掲載箇所・終了頁 |
532 |
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話者(引用文献) |
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地域(都道府県名) |
長野県 |
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地域(市・郡名) |
東御市 |
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地域(区町村名) |
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要約 | 昔,大屋のこの村は信濃十六牧の一つで,毎年三歳馬を一定数朝廷に送っていた。ある年子馬が全て狼の餌食となり,怒った村人は山のいたる所に罠を仕掛けた。狼の子が一匹罠にかかったので,夜,狼の群れが村を襲ってきて一晩中吠え続けた。村長がやぐらの上から「狼たちよ,お前達も子が捕らえられれば一晩中吠えるではないか。馬の身になってみよ。ましてこの村は馬を飼わねば生きていけないのだ。これからは野山で鳥や獣を取ることをやめるから村を襲うのはやめてくれ」と叫び,狼の子を放すと狼は帰っていった。以後狼を神様として祀り,安心して馬を飼うことができるようになった。
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