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番号 |
C2010336-000 |
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呼称(ヨミ) |
カイビョウコタババ |
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呼称(漢字) |
怪猫小太ばば |
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執筆者 |
細川修・松本清人 |
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論文名 |
第12編 口頭伝承 第3章世間話 |
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書名・誌名 |
長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承 |
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巻・号/通巻・号 |
1巻3号 |
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発行所 |
長野県史刊行会 |
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発行年月日 |
S62年3月31日 |
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発行年(西暦) |
1987年 |
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開始頁 |
527 |
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終了頁 |
536 |
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掲載箇所・開始頁 |
532 |
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掲載箇所・終了頁 |
533 |
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話者(引用文献) |
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地域(都道府県名) |
長野県 |
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地域(市・郡名) |
上田市 |
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地域(区町村名) |
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要約 | 昔,ある六部が根津村の長命寺大日堂にお篭りしていると,子猫が沢山集まってきてうるさく鳴く。よく聞くと「国分寺の小太ばば来なけりゃ踊りにゃならん」といっており,大きい怪猫が嵐と共に入ってきて子猫達と共に踊り狂った。六部が仕込杖で怪猫を刺すと,血を滴らせて逃げていった。次の日,「小太ばば」が門前の小太郎の家の老婆であることを知り,訪ねてみると,老婆は昨日足を痛めて寝ているという。六部がお薬師様に祈願して法力を身につけ小太郎の家に乗り込むと,老婆は怪猫の本性を現して尾野山に逃げ込んだ。家を探すと,縁の下から老女の白骨が現れた。小太郎は薬師様に願をかけ,六部の助けで尾野山に飛びつけて怪猫を仕留めた。今も国分寺の裏に六部の石塔があり,小太郎屋敷という地名も残っている。
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