国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

カード表示

番号 C4510209-000

呼称(ヨミ) トンゴシ,トンゴシババァ,ヤマンバ
呼称(漢字) トンゴシ,トンゴシ婆ァ,山ン姥

執筆者 矢口裕康

論文名 第二章 第二節 民俗表現の形態:一 音声表現

書名・誌名 宮崎県史 別編 民俗
巻・号/通巻・号
発行所 宮崎県
発行年月日 H11年3月31日
発行年(西暦) 1999年
開始頁 669
終了頁 793

掲載箇所・開始頁 703
掲載箇所・終了頁 704

話者(引用文献) 永友千秋

地域(都道府県名) 宮崎県
地域(市・郡名) 児湯郡
地域(区町村名) 高鍋町

要約 大正年間の話。「お崎のはな」にはトンゴシが出ると言われた。崖の下の曲りくねる狭い道で、古墳の横穴がいくつもあり、崖の上は雑木林、逆は竹藪でその向こうには井手が流れ、昼でも気味の悪い場所。そこに壊れかかった水車小屋があり、ときどき白髪の婆がいて米や小豆を研いでおり、悪口を言うと追いかけてきたそうである。ある晩、村の青年二人が通りかかって「今もトンゴシ婆ァがいるのか」と冗談を言ったら、「今もおりますゴシゴシ」と返事があって、白髪で口が耳まで裂けた山姥が追いかけてきた。
類似事例

試験機能
この文献を探してみる →国立国会図書館サーチ

(内部利用者のみ)
国際日本文化研究センター データベースの案内