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番号 C4510232-000

呼称(ヨミ) キツネ
呼称(漢字)

執筆者 矢口裕康

論文名 第二章 第二節 民俗表現の形態:一 音声表現

書名・誌名 宮崎県史 別編 民俗
巻・号/通巻・号
発行所 宮崎県
発行年月日 H11年3月31日
発行年(西暦) 1999年
開始頁 669
終了頁 793

掲載箇所・開始頁 746
掲載箇所・終了頁 752

話者(引用文献) 山名重勝

地域(都道府県名) 宮崎県
地域(市・郡名) 児湯郡
地域(区町村名) 高鍋町

要約 ある秋の日、永友法印という修験が、昼寝をしていた狐を法螺貝で脅した。そのまま行くと突然日が暮れる。おかしいと思って松の木に腰を下ろすと、葬列がやってきた。法印は松の木に登ってやりすごそうとしたが、葬列は松の根元に棺を埋めた。すると埋めたばかりの棺から幽霊が出てきて、法印のほうに登ってくる。つかまれそうになり、もはやこれまでと高い松の木から飛び降りると、1mくらいしかなく、いまだ真昼であった。けっして生き物をいじめてはいけない、と法印は話した。
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